関東地方は梅雨も明け、ものすごく暑かった土曜日。
久しぶりに森美術館へ。「建築の日本展ーその遺伝子のもたらすものー」を観に行きました(9月17日まで)。
六本木駅で下車してエスカレーターで地上に出ると、アーチみたいなところから霧がでていました。京都駅みたい・・。
この展覧会、会期が長く・・4月からやっており、昨年末にエルリッヒ展でチラシをもらってから暑くなる前に観に行こうと思っていたものの、6月末になってしまった。
すでに始まっている展示ですが、何故か一般チケットのみ、前もってコンビニ若しくはぴあで購入すると前売り料金だったりします。
チケットを引き換えた時はほとんど人が居らず、「空いているかも」と期待したのですが、いざ53階の会場へ行くとそこそこの混みよう。52階で少年ジャンプの展示が始まったらまた違うのかもしれません。
全体的な感想としては・・正直なところ、(展示として)見たことある作品ばっかりだなーーといった感じ。建築学科の学生向け、と言われれば納得できるのかも。
部分的に撮影も可能でした。
イラストガイドに載っていた藤森照信さん曰く、日本の建築というのは今でも木造建築が基礎になっており、また茶室というのは究極の完璧かつ芸術的な形にしたもの(利休の待庵について)なんだそう。
↑これは入ってすぐのところに展示されていたもの。
作家名/作品名:北川原温《ミラノ国際博覧会2015日本館 木組インフィニティ》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
↑京都にある待庵を原寸で再現したもの。
作家名/作品名:《待庵》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
中に入ることもできましたが、少し列ができていたので入らずじまい。
↑丹下健三の家。現存せず。
作家名/作品名:《住居(丹下健三自邸)》模型
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
原寸ではないですが、再現模型です。
作家名/作品名:齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー《パワー・オブ・スケール》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
個人的にプロジェクションマッピングみたいなものは好みませんが、
原寸体験できるという↑「POWER OF SCALE」はちょっと面白かったです。同潤会アパート(表参道ヒルズの地に建っていたアパート)や東北の震災の際に避難所で作られた段ボール囲いのスペース、茶室なども原寸で映しだされていました。
展示として見たことある作品ばかりだったものの、以前「美の巨人たち」で紹介されていた藤井厚二の「聴竹居」(京都府)や坂茂の「富士山世界遺産センター」、象設計集団+アトリエ・モビルの「名護市庁舎」へは実際に行ってみたくなりました。
もう始まって2か月が経っているというのに図録はまだ売っておらず・・。
ポストカードだけ買いました。
坂茂の「富士山世界遺産センター」(左上)「ハノーバー国際博覧会日本館」(右上)と磯崎新「空中都市 渋谷計画」(中央下)です。
他に三角スケールなんかも売っていましたが・・たとえ建築に携わる仕事をしていたとしても実用的ではないと思われ・・。今時、手描きで図面をひく人もそれほどいないだろうに。。
同じチケットで入れる、東京シティービューで外を眺め・・
↑絵ハガキっぽい写真を撮影。
↑よくわかりませんが、奥に見えるのは富士山??
六本木をあとにしまして・・
※イラストはイメージです。
友人に夕張メロンをもらったので、この日はいつもの味噌店へも行き、お返しの品(味噌3種と出汁パックみたいなもの)を配送してもらいました。
- ジャンル: 食品 > 調味料 > だし > その他
- ショップ: 業務用製菓材料のスイートキッチン
- 価格: 540円
出汁パックは味噌店のものではなく、長崎の出汁店から仕入れたもののようでした。
気が付けば世の中、お中元シーズン・・3~4日かかると言われてしまった。
本日はここまで。