少し前のことですが長野に花見をしに行ってきた時の記録です。
善光寺に来るのは本当に久しぶりですが、あまり変わっていないような。
暗闇の通路を歩き、錠前をさわって往生の際に迎えにきてもらうことを約束してもらう
「お戒壇巡り」をしたり、
↑忠霊殿という三重の塔を見学。
中は資料館になっていまして、善光寺の歴史がわかるようになっています。
この時は団体さんも居なく、資料館はガラガラ。
花見が目的だったのですが、宴会をする訳でもないのでしばし散策。。
↑すごく色褪せたベンチを発見。。元は赤色だったのか・・ペプシのロゴも古めかしくていとおしいくらいです。。
牛のオブジェ。善光寺だけに「善子(よしこ)さん」と「光子(みつこ)さん」というのだそうです。どこかから寄贈されたのでしょうかね。
「牛にひかれて善光寺まいり」という話がありますが。。
善光寺を散策したあと、蕎麦を食べたり、有名な七味唐辛子(八幡屋礒五郎)のお店にいったり、酒まんじゅうのお店へ行ったり。
「東山魁夷美術館」にも行ったのですが、、どうも習作めいたものばかりでピンときませんでした。。
新幹線の時間まで余裕があったので参道ではなく少し裏道を通って長野駅へ向かいます。
↑閉館してだいぶ経ったような感じの映画館を発見!
長野東宝中劇という映画館だったそうで、後で調べてみると2006年にドラえもんの映画を最後に閉館してしまったのだとか。
入場券売り場は塞がれ、選挙ポスターが貼ってあるのが印象的です。。
しばし歩くと商店街のようなところに再び映画館を発見。
↑ここはちゃんと営業しています。名画特集なんかもやっているようです。
松竹系からは配給契約を終了してしまったとのことですが、長野松竹相生座ロキシーという映画館。
後で知ったのですが国内で現存最古の木造映画館なのだとか!すごすぎる・・。
都会にあるシネコンよりも純粋に映画を楽しめそうな感じが。
HPを見ると中はとても綺麗。。何度も改修してるのでしょうけど相生座として名前が変わったのが大正8年らしいです。
中劇も含めて、ここ何年かでいくつか閉館してしまったようですが、この権堂町というところには8つも映画館があったそうです。歓楽街だったんですかね。。
商店街のビデオ店には「ミナミの帝王」がワゴンセールで売られていたり・・。
(中古ビデオ品。ほとんど全巻?かと思われる)
イトーヨーカドーの横に・・↑獅子?を発見。
これは何だったのかよくわからなかったのですが、後で調べてみるとこれは
「勢獅子(きおいじし)」といって江戸時代より悪魔払いと称して正月と祇園祭りの際に暴れ回ったという伝説があるそうです。
善光寺御開帳の際には舞われるとのことですが、けっこう重そう。
おまけ
↑ホルモン焼き店の2階からサトコちゃんとサトちゃんが・・。
どこからもらってきたんでしょうね----。右側のライトも昭和な感じが。
長野駅周辺は綺麗なホテルがあったり、シネコンもできたそうですが、オリンピックが開催されたとは思えないほど、なんとなくレトロな部分が沢山のこっているところが印象的でした。花見というよりレトロ散策になってしまいましたが。
通りすがりの味噌店(こうじ屋本店)で信州味噌を土産に買い帰路につきました。。
駅で購入したリンゴカルピスも美味しかった・・。
長野たびはここまで・・。
今度は上田城にでも行ってみたいものです。