だいぶ前のことですが・・・震災のちょっと前、宮城たびをした時の記録です。
ここから書いてあるところは、ほぼ復旧されているそうですので、あえて記録しておきたいと思います。
Maxやまびこに乗って東京から仙台へ。
仙台から仙石線に乗って塩釜で下車、マリンゲートに向かいます。
塩釜といえば寿司とか海鮮丼なのでしょうけど・・・
マリンゲート内2階の「ブレアマリーナ」というイタリアンにて生パスタを食べました。これが人生で一番美味しい生パスタでして、、。
マリンゲートは津波の被害をうけ、現在休業中のお店もありますが、ブレアマリーナは営業しておりますし、1階の改修工事ももうすぐ終わり、7月にリニューアルオープンするそうです!
昼ご飯の後、船に乗って島巡りへ。
塩釜発〜松島着というルートです。(松島発〜松島着というルートもあります)
↑二階建ての遊覧船。
カモメがすごすぎる!
船内では海苔の販売なんかもあったりして・・三陸産の海苔をこの時に購入。
こんなにおだやかな海だったのに・・この時は津波がくるなんてこれっぽっちも思っていませんでした。
松島はこの島々が津波を和らげてくれたそうですが・・それでも海沿いのお店はけっこう海水につかったそうですね。。
松島で船を降りて、杉並木?をくぐり抜けて円通院と瑞巌寺へ。
遅い紅葉がきれいでした。
円通院というのは伊達家の二代藩主忠宗の次男・光宗の墓なのだとか。
この時は夜、ライトアップなんかもやっていました。
その日の宿・松島一の坊へ歩いて向かいます。
この宿はかなり有名ですが、なんといっても藤田喬平ガラス美術館が併設されているのが魅力的です。
ガラスといっても透明ではなく、ちょっとゴツゴツした装飾がついたような感じなのが作風ともいえるかもしれません。
藤田喬平という人は文化勲章も受賞したガラス作家でして、なぜ松島に美術館があるのかはちょっと不明ですが、30歳代の時に千葉県市川市に住んでいたことから、市川市名誉市民でもありました。
10年近くまえにお亡くなりになりましたが、息子さんたちもガラス作家のようで、作品がこの美術館にもあったりします。
この宿、一の坊も震災直後は復興のためにきている業者の方々のための宿になっていましたが、現在は通常営業されています。
サービスとしては自分が泊まった宿の中で一番だと思います!
お風呂へ行くときに使うカゴがかわいくて印象的です。。
宮城たびは続く・・・。