前回、深川に寄った時に断念した東京都現代美術館へ、やっとの思いで行ってきました。一度、行くのを見送ったのですが、「ウルトラマンアート展」(埼玉県立近代美術館などで巡回。埼玉はすでに終了。)を見て、やっぱり行こうかと思った次第。
現在、東京都現代美術館では「特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」が開催中。住所としては東京都江東区で、半蔵門線で清澄白河で下車し、徒歩10分弱くらい。新木場からも行けるのかもしれないです。
けっこう立派な美術館でして、建物の外に彫刻があったりしてとても近代的。中に入って思い出したのですが、ドラマ「相棒」のロケにも使われたはず・・(シーズン8か9くらいの絵に関する話だったと思う。)
特撮博物館展は並ばずに入れましたが、平日だというのに館内はけっこう混雑。。割合的には7割くらい、若い人もいましたが年齢が高めの男性で、女性は付き添いで来ているといった人たちが多いのか?といった感じ。
↑最後の巨大ジオラマのコーナーのみ、写真撮影が可能。立っているのは樋口副館長の等身大?パネル。
展示内容としてはほとんどウルトラマン系で(ゴジラ・ブースカ系もあり)、会場で見る事ができる短編映画「巨神兵東京に現わる」はスタジオジブリ特撮短編映画なのだそう。
埼玉県立近代美術館でみた「ウルトラマンアート展」よりも展示内容は濃厚で(もちろん入場料も高いのだが)「特撮」とついているだけあって、技術的なことがよく理解できます。遠近の付け方とか、「巨神兵」の撮影方法はなど、感心することしきり。ただ、やはり自分は世代でないのか知らない作品も多く・。
東京タワーもなかなか派手に壊れています・・・。
↑これは西荻窪駅(東京都杉並区)のジオラマ。実際、西荻窪駅には行った事があるのですがこんなだったかな??と。もっとも、この角度で見る事はないのですが。
↑こういった細かいパーツも手がこんでいます。
↑ジオラマの裏側も見ることができます。番号が書いてあったりする。。
↑お土産にタブレット缶(これは会場限定品らしい)と絆創膏を購入。
下に敷いてあるのは会場でもらった樋口副館長(樋口真嗣氏のことです。特撮監督)の「余計なヒトコト」。よーく読むとかなり興味深いです。
「figma 巨神兵」はすでに売り切れで、予約→年内くらいに発送らしく。。
「ウルトラマンアート展」で売っていたようなお土産品もけっこうありました。
この展覧会は10月8日まで。当初、9月までだと思っていたのですが・・延長したんでしょうか??日本テレビとスタジオジブリが主催?のためか、どうも巡回はしないらしいです。なんだかもったいない・・・。
弥生美術館(東京都文京区)でも大伴昌司さんというウルトラマンの怪獣を手がけた方の展示をやっているらしいので時間があれば行ってみようかと思いつつ・・。
会場をあとにしまして商店街を歩いていると、前回、深川に来た時にも見た案山子たちがバリエーションもふえてわんさか。
後でわかったのですが、この案山子たちはコンテストで、新潟でやっている「大地の芸術祭」とも関わりがあるらしいです。
↑2.5等身くらいですが、ソラカラちゃん?
↑これは幼稚園関係の方々がつくったらしいです。
↑明光義塾のキャラクター??
このほか、エアパッキンでできたようなユニコーン案山子やらマツコさんみたいな案山子もあり・・。コンテストの結果は不明ですが、連休が終わるくらいまでは展示しているそうです。
深川たび2はここまで。