なんとなく天気が怪しかった日曜日・・またまた銀座へ行ってきました。
ついこの間、スヌーピー展を観に行った時には気づかなかったのですが、、
↑松屋銀座の壁面がこんなことに。
今回の目的は以前から行こうと思っていた「藤城清治 影絵横丁展」。
会場はいつもの教文館という本屋の9階です。
↑今回は雑誌の表紙の仕事が多く展示してありました。これは「暮しの手帖」という雑誌。もちろん、いつもの影絵作品もありました。
↑これは「The Gay」という雑誌(すでに廃刊)。その名のとおり、ゲイ雑誌。
この雑誌は東郷健という藤城さんの従弟が創刊した雑誌らしく・・その関係で表紙の仕事をされたそうです。
会場そのものがわりと狭いのですが、その上、細かく小部屋みたいに区切ってありまして、、↑これはテアトル銀座のパンフレットを手がけた時の作品が並んでいるコーナー。
↑藤城さんといえば、ケロヨンということで・・ケロヨングッズも展示してありました。自分はケロヨンが放送されていた頃には生まれていませんでしたが、、こういったタイプの水筒は懐かしい。。
今回は新作も含め、東日本大震災の被災地を描いた作品が数多く展示。
写真撮影OKとはいえ、個別に作品を載せるのは気がひけますが・・・
↑これはレプリカ作品・南三陸町の防災庁舎の影絵。
防災無線で避難を呼びかけ続け犠牲になった職員のMさんについて藤城さんも言及していますが。。確かにMさんは立派な方。しかし個人的にはなんだかマスコミが美談にしすぎなんじゃないかと思ってしまいまして。(野田元総理まで国会で話していたのを聞いてちょっとびっくりしたのを覚えています。)本人の思いは誰にもわからないし、こんなに騒がれて嬉しく思っているとは思えないです、自分は。
作品としては美しいのですが、防災庁舎そのものを残すのも、絵に残すのも、遺族にとってはどうなんだろう・・と考えさせられた作品。自分が遺族だったら庁舎そのものも、絵に残すこともしてもらいたくないかもしれません。
↑これは気仙沼に打ち上げられた船をスケッチしたものだそう。
作品にするかしないかの是非は別として、89歳の藤城さんが被災地で寒い中、スケッチというのがすごい。。
この教文館とは別に、ヤマハ銀座スタジオでも藤城さんの作品展を開催していたのですが、どうも一昨年の作品展と同じらしいので、この日は三越の「たねや」に寄って和菓子を購入し、そのまま帰路に。
教文館での影絵横丁展は6月9日まで、ヤマハ銀座スタジオの作品展は6月12日まで。いつも通り、写真撮影OKです。
教文館を出ると、風鈴売りのおじさんが。。
すっかり夏になってしまったかのようです。
おまけ
有楽町駅前にてこんなものを発見。
一見、何のイベントかわからなかったのですが、有楽町グリーンフェスタと日本ダービーのPRだったもよう。この不思議な筋肉の馬と写真が撮れたりします。
有楽町駅前は必ずなにかしらイベントらしきものをやっていますねー。しかし、何のイベントなのかいつも解りづらいところが難点です。。。
銀座たびはここまで。