東京都現代美術館をあとに北上し、隅田川にそそぐ小名木川(おなぎがわ)という川を超え、すごく歴史ありそうな工業高校のあたりで左折、都営新宿線の森下駅方向へ。
森下文化センター内にある、田河水泡・のらくろ館に寄ってみることにしました。
田河氏が幼少期から青年期まで江東区で過ごしたとかで、、遺族から寄贈された遺品や作品をもとに作ったそうです。以前、長谷川町子美術館へ行った時に知ったのですが、田河氏は長谷川さんの師匠にあたる方。
正直なところ、のらくろにあまり馴染みはありません、、なにせ、割と大人になるまでフェリックス・ザ・キャットとのらくろの区別がついていませんでした。のらくろが切手になった時に別物だと発覚したくらいです。
今見ると全く違うのですが・・。
入場は無料で、撮影も可能。展示スペースとしては小さいですが、田河氏が育った頃の深川の様子やのらくろの単行本、↑書斎を再現したものなんかが展示されています。
↑これは昔のグッズですが、別の黒いTシャツなどは販売もされていたようです。
実は自分が一番感動したのがこれ↑。山根赤鬼氏の「かばどんとなおみちゃん」の単行本です。カバ好きにはたまりません。。山根氏は田河氏が亡くなった後、のらくろを受け継いだそうです。
- 作者: 山根赤鬼
- 出版社/メーカー: あゆみ出版
- 発売日: 1998/09
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のらくろ館をあとにしまして・・
↑この森下文化センターの前の通りは「高橋のらくろード」と呼ばれているらしく、、のらくろで町おこしをしているようです。(どうやら「高橋」は「たかばし」と読むらしい。)しかし、、この春のペナント以外にも2011年や2010年のペナント、夏のペナントやらとにかくこれまでに作ったもの全て吊るしてみた、といった感じ。この通りは昔ながらのお店が並んでいて趣はありますが、けっこう閑散としています。
↑車が止まっていてよく見えませんが、アーケードの屋根を何者かが持っていってしまったらしく、のらくろが困っているようです。。
顔出しパネルもありました。車道を向いているということは、道路の反対側から写真を撮れということなのでしょうか。。
再び小名木川を渡り、清澄白河駅方面に。奥に↑水門?を発見。
この日はよく歩きまして、、靴擦れで水ぶくれができてしまいました。
(現在、今時の絆創膏を貼って治療中。だいぶつぶれてきました。)
深川たびはここまで。