八谷和彦さんの個展を観た後、しばしアーツ千代田3331内を散策、というか見学することに。
このアーツ千代田3331は見た目どおり、閉校になった千代田区立練成中学校の校舎を利用し、文化藝術施設としてオープンされたものです。JRでいうと秋葉原駅と御徒町駅の間にあります。地下鉄ですと末広町駅か湯島駅の近くです。
その昔、千葉県など近隣の県から千代田区など都内の中学や高校に越境入学していた学生も多かったようで、この中学校も最多で300名以上生徒がいたらしいのですが閉校の時には少子化も手伝って100名をきっていたようです。
この中学ではないですが、自分の亡くなった叔父も当時千葉県民だったのに都立の学校出身だったりしたような。自分の小学校では私立を受験する友達はけっこういましたけど公立中学に隣の県から越境入学というのはあまり聞きませんでした。
↑朝顔のグリーンカーテン。午後なので当然、花は咲いていませんでした。
このウッドデッキは新たに設置したものだそうです。
自分は小学生のころ、夏休み前になると朝顔の植木鉢を持って帰らなくては行けないのが憂鬱でした。花壇の水やり当番とかいう嫌な役目もあったっけ。
1階はカフェとギャラリースペース、ショップなどあります。
他のギャラリーや美術館で開催予定のDMやらチラシが沢山並んでいる棚を発見。
↑よく見ると「保護者用下足入れ」と書かれた札が。
これは中学校であった時から存在したのか?わざと作ったのかは謎です。。
↑こういう流しはちょっと懐かしい。どうせならミカンのネットに石鹸を入れてつるしてほしいものです。。
2階や3階はギャラリーもありますが、ちょっと小さめのオフィスも存在します。
↑恐竜が覗く・・・。エレベーターや多目的トイレなんかは新たに作ったもよう。
↑こういったタイル画みたいなやつ、今はあまり見かけないような。。
おそらくここは昇降口か裏口だったのでは?
↑階段の踊り場にて。昭和59年度卒業生が贈ったと思われる鏡を発見。
なんだか哀愁を感じます。。
自分は中学校卒業記念に何をしたとか、何かを学校へ贈ったとかいう記憶が一切無いのは何故なのか・・。
八谷和彦さんの個展以外にもいろいろ催されており、とりあえず屋上までいってみることに。不思議な矢印が・・。
この中学校、校庭は屋上だったもよう。プールは無いのかも。
ビアガーデン開催中らしかったのですが、ほとんど人はいませんでした。
↑花壇?と思いきやここは屋上オーガニック菜園というのだそう。
千代田区民だとやや安く借りることができますが、基本的には募集時期に申し込み、抽選により選ばれれば誰でも借りられるようです。トマトが美味しそう。
↑ふたたび1階に。
アップライトのピアノやら、朝礼等の時に使う台?とかスライド式の黒板がいい味だしてます。元は職員室だったのかわかりませんが、黒板にはいろいろ予定が書けるような枠が。
妙に似つかわしくない看板・・。校門もそのまま残せばよかったのに。
バリアフリーの問題とかいろいろあるのでしょうけど、なんだか変にオシャレに改造してしまったなー・・思いつつ帰路に。
本日はここまで。