先日、東京ステーションギャラリーにて開催中の「大野麥風(おおのばくふう)展・大日本魚類画集と博物画にみる魚たち」を観てきました。
正直なところ、今まで大野麥風という人を知りませんでした。。
魚の絵が好きなので興味があった次第。
展覧会のタイトル通り、大野麥風は1937年に出版された「大日本魚類画集」で原画を担当した画家です。しかし・・・麥風の作品は2/3ほどで、その他、栗本丹州や高木春山、現代の作家が描いた魚や昆虫などの絵が展示されていました。
東京ステーションギャラリーは東京駅が新しくなってから初めて行きましたが、、
1階から入場→券売機で入場券を買う→受付でなぜか別の券と引き換え→エレベーターで3階へ。3階の展示室より見学→階段で2階の展示室へ→2階の出口から出て、やや離れた売店へ。(図録などもここで販売)→階段で1階へ
・・・といった感じで、導線としてはよろしくないです。
↑階段の踊り場にて撮影。照明はオシャレ。
「階段を使用出来ない方は係員にお申し付けください」と紙が貼ってありましたが、今どきこんなにバリアフリーでないギャラリーみたことない・・と思いつつ。三菱一号館美術館ほどでないけれども、ぐるぐる歩かされるのはいかがなものか。
↑階段の壁はレンガむき出し。でも手を触れるなと書いてあったり。
↑2階のちょっと離れた売店で購入したポストカード。
下の魚型の紙は、券売機で購入した券と受付で引き換えでもらえるチケットです。二度手間じゃないか!と思ったり。
それにしても麥風の作品は版画でも原画でも、一度、墨を水に溶いたものを塗ったかのように暗い(濁った感じ)ものが多く・・なんだか好きになれなかったです。構図も何となく変というか、狙いなのかもしれませんが。
↑これは魚類や甲殻類を細密に表現した現代の作家として紹介されていた杉浦千里の作品です。個人的にはこういった鮮やかで緻密な作品のほうが好きだったりします。杉浦氏はウルトラマンシリーズのキャラクターデザイナーとしても活躍された方です。
大野麥風展は9月23日まで。
おまけ
9月1日で終わってしまいましたが、KITTEにてディスプレイされていたドラえもん。
↑東京タワーで開催中の藤子・F・不二雄展の宣伝らしいです。
前回KITTEに来た時にはまだ始まっていなかったので、リベンジとばかりに撮影してみました。宣伝にしてはちょっと豪華すぎるような。
↑これは地下にディスプレイされていたもの。
わかりづらいですが、中に入って写真を撮影できるというものです。
(切手みたいなフレームは手前、写真はやや奥にあります。)
本日はここまで。