先日の日曜日、東京メトロ千代田線に乗りまして、乃木坂にて下車。
TOTOギャラリー間(ま)にて開催中の「犬のための建築」展を観てきました。
住所的には港区南青山です。
↑青く光ったビル。けっこう目立ちます。
自分は犬を飼ったこともないですけど・・コンセプトが面白いと思い、かつ無料で入場できるので行ってみた次第。
展覧会ディレクターは原研哉氏。(日本デザインセンター代表。無印良品でも有名な方です。)
3階フロアーと屋外のテラス、外階段を昇った先の4階フロアーが展示会場。
フラッシュを使わなければ「撮影可」です。
正直なところ・・・「建築」というよりは「家具」展?と思ってしまった。
犬にとっては「建築」ということなのか?
犬を飼ったことがない自分には、ちょっと理解しがたく・・。
犬のための建築、なのに「ペットのご同伴はご遠慮ください」と書いてあり、犬が登ったりしているところは写真と映像でしか見られません。
この展覧会、通常、日曜日と月曜日・祝日は休みなんですが、この日はデザイナーズウィークの期間中だからか日曜日も開いていました。
会場内に居合わせた人たちは海外の方やら、デザイナー系の人なのかわかりませんが、とにかく声が大きく・・とても耳障り。それも手伝って展示品への興味も半減。
- 作者: INC. ARCHITECTURE FOR DOGS,原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所企画・構成
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 2013/10/24
- メディア: 単行本
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↑展覧会にあわせて本も出版されたらしいです。
「カバのための建築」というのもあればよいのに。
この展覧会は12月21日まで。
そそくさとTOTOギャラリーをあとにしまして・・
大手町経由で三越前駅にて下車。
三井記念美術館にて開催中の「国宝・卯花墻(うのはながき)と桃山の名陶」を観ました。特に茶道に興味があった訳ではなく・・これはあくまでも付き添い。
展示品に「湯木美術館・蔵」と書かれているものがちらほら。
ちょっと気になって調べてみました。
わかったことは・・・・
●湯木美術館は大阪にある。
●日本料理店「吉兆」の創業者、湯木貞一氏が自分のコレクションを公開するために設立した。(湯木氏は破産した「船場吉兆」元社長の父)
・・・ということです。
実業家だったとはいえ、すごいコレクションです・・。
↑一応、国宝(右)志野茶碗 銘卯花墻のポストカードなどを買ってみました。
国宝は三井記念美術館の所蔵品。
↑三越の側から見上げた三井本館。(奥のビルは関係ないです)
三井記念美術館はこの建物の7階にあります。
個人的には名陶よりも、この建物にちょっと感動。
エレベーターもあるし、エントランスや展示室など近代的になっているところもありますが、暖炉やら柱など昔のままの内装が残っているところもあり、、。
トイレは新しいけれどもドアが短かったりします(海外風??)。
調べてみたところ、1929年の竣工で、やはり重要文化財。
美術館部分だけでなく、建物全部を見学してみたいものです。
この日は日本橋三越でちょっと買い物をして帰路に。
本日はここまで。