週末、兵庫県へ行ってきました。
新大阪で新幹線を下車し、尼崎経由で宝塚へ。
夏に東京都現代美術館で「マンガのちから」展を観たばかりですが、せっかく兵庫に行くのだからと思い、寄ってみることにした次第。
手塚先生は大阪府生まれですが、祖父か曾祖父が宝塚市に別荘を持っていたことから幼い頃、宝塚市へ引っ越し、幼少年期を過ごしたそうです。
開館は1994年だそうなので、やはり手塚先生の没後ということになりますか・・。
建物はヨーロッパの古城をイメージして作られたとか。
↑エントランスの天井と床。
↑1階は常設展示室で、カプセルみたいな筒の中にマンガの原画(作品保護のため複製?)はもちろん、子供のころに描いた絵(ものすごく上手い)とか家族の写真、トキワ荘時代の写真なども納められています。手塚先生となぜか野球のユニフォーム姿の藤子A先生、故・赤塚不二夫先生、故・寺田ヒロオ先生、故・森安なおや氏が並んでいる写真なんかもあったり。
奥は(写真でいうと手前)ちいさめのシアターで、この日は手塚先生のマンガ人生に関するようなショートムービーが上映されていました。手塚先生は終戦になった時、ものすごく喜んでいたのが印象的。
↑この日は2階の企画展示室にて「ブラック・ジャック創作秘話展」が開催中。
当時の編集担当者やアシスタントがマンガで証言を綴る、というものです。
「ブラック・ジャック」はスランプに陥っていた手塚先生が復活を果たしたといわれている作品。
↑2階にはライブラリーや売店、カフェ(飲み物だけらしい)なんかもあります。
↑地下はアニメ工房や、手塚先生の仕事場再現、昆虫日記の展示などあります。
エントランスのタイルといい、この手塚先生の人形といい、実際に手塚先生自身が描いた自画像もそうなのですが、どうしてこんなにダンゴ鼻なのだろうか・・・。
実際はもっといい男だったと思うのですけれども。。
↑もうすぐクリスマスということでツリーが・・・オーナメントにヒョウタンツギがあったりして。
↑外にある火の鳥モニュメント。
この記念館、手塚先生の膨大な作品量と偉業からするとちょっと小規模なのではないかと思われ・・川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムと比べるとちょっと物足りない。
実際、入場者数も減ってきていたそうですが企画展などの工夫から、近年やや盛り返したそうです。もうすこし頑張ってほしいような。。
おまけ
↑友人に買ったお土産。
黒田官兵衛(来年の大河ドラマの主人公らしい)の餅菓子は姫路駅で買ったもの。
手塚記念館ではブラック・ジャック缶神戸凮月堂ゴーフレットとポストカードを買いました。
兵庫たびはまだつづく。。