遅ればせながら・・あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
新年早々、千葉市立美術館にて開催中の「川瀬巴水展-郷愁の日本風景-」を観に行ってきました。総武線快速に乗ること数十分、JR千葉駅から歩くこと20分弱ほど。遠かった・・。
千葉市立美術館というのは初めて来ましたが、建物の1階には旧・川崎銀行千葉支店の建物が残っており、イベントなどで使われているそうです。昨年、佐倉の美術館にルパン三世展を観に行ったときにも、確かこんな感じの銀行跡があったような。
↑2階の通路なんかも佐倉の美術館にそっくり。
↑模造紙に書いたかのような説明書き。
建物内には市役所なんかもあり、美術館へ行くにはエレベーターで8階へ上がって入場して見学→7階に降りて見学、というシステムです。
日曜美術館で放送したこともあって、会場内はかなりの混みよう。。
↑購入したポストカード。
川瀬巴水という人もいろいろ旅をしながら写生し、それを木版画にしています。
東京の風景(亀戸の藤、増上寺[右下のカード]、木場、浦安、明治神宮など)はもちろん、松島や松山城、華厳の滝など、自分が行ったことがある場所の作品も多く、個人的にはとても親しみやすかったです。また、オレンジというか、赤が綺麗。。
広告代理店の電通の前身の会社が海外向けに発行していた雑誌「The Japan trade monthly」の表紙も描いていたとか。Appleのジョブズ氏もお気に入りだったという彼の版画は海外での評価が高かったのかもしれないです。
すごくマナーの悪いおばあさんが居てちょっとイラつきましたけど、展覧会自体にはすごく満足して帰路に。北斎とか広重などはけっこういろいろな場所で見かけますけど、あまり構図に奇をてらっていない感じの木版画もよいものです。
この展覧会、横浜・大阪・川越など巡回する予定らしいですが、東京で開催されるのは来年の今ごろ。。しかも百貨店が会場。全作品展示されるのだろうか・・。
↑駅に向かう途中で撮影。
千葉駅で降りたのはものすごく久しぶりでしたけど、いつ来てもこのモノレールにすごく違和感を覚えます。。モノレールって上野動物園にあったり、浜松町から羽田空港へ行く便がでていたりしますが、どちらもあまり利用したことないなーと思いつつ。
ちょっと時間はさかのぼりまして。
暮れにまたまた総武快速に乗って・・・東武百貨店船橋店で開催されていた岩合光昭さんの写真展を観てきました。東京や船橋での展示は終わってしまいましたが、この展覧会も随時、巡回していくようです。1月8日までは奈良や高崎で開催しています。
↑これは百貨店の入口にあったディスプレイ。足跡部分だけ透明になっています。
↑購入したポストカードと入場券。右側のカードは隣で開催されていたネコグッズフェアみたいなところで買いました。
岩合さんはNHKのBSプレミアムで「世界ねこ歩き」という番組をやっていますが、、個人的には映像よりも写真を見るほうが好きです。この番組、テレビを見ている人間よりも、その家の飼い猫のほうが反応するという噂もありますね。。。
本日はここまで。