たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

花見たび 向島百花園

全国ネットなのかどうかは定かではないのですが・・・早朝のニュース番組の中で、月曜から金曜まで毎日、いろいろな場所から中継で天気予報を伝えている依田(よだ)さんという人がいます。

先週、その依田さんのコーナーで向島百花園から中継があり、梅が見頃と言っていたので週末に行ってみました。

東京近郊の方以外は知らないかと思いますが、「向島」というのは島ではなく単なる地名です。住所としては東京都墨田区です。

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それほど遠くないのに今まで来たことがなかった自分。。

京成曳舟駅から歩いて10分ちょっと。スカイツリーラインの東向島駅からだともう少し近いようです。亀戸天神とハシゴして梅を観る人も多いとか。

ここは江戸時代に佐原鞠塢(きくう)という人が開園し、昭和13年に東京都に寄付された庭園。国の名勝・史跡に指定されたのは昭和53年(パンフレットより)。

体感としては六義園(東京都文京区)の半分くらいの広さかと思われ・・。

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↑この百花園、所々に芭蕉などの歌碑が建っています。

芭蕉庵などいくつか御座敷があり、有料で借りられるようです。

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梅は見頃。↑白い梅はだいたい、白加賀(しらかが)という品種。

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↑これは見驚(けんきょう)。一瞬、桜かと思ってしまった。

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鮮やかすぎる梅もよいものです。自分以外にカメラを向けている人もちらほら。

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奥の方へ歩いていくと池が。水は綺麗でしたけど魚は見当たらず。

鳥も鳩以外は見つけられず。

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↑竹のトンネルを発見。とりあえずくぐってみました。

このトンネルは9月ぐらいになるとが咲いて花のトンネルになるそうです。

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↑これは路地琴という環境音装置。石の上から右側にある柄杓で水を垂らし、左に突き出ている竹の筒に耳をあてて、水が落ちる音を聴くものです。実際やってみたところ、アジア系というかコミカルな感じの音がします。一人でやるのは大変かもです。

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茱萸(さんしゅゆ)。これはまだまだ蕾でして、オレンジ色の実がなるらしいです。

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↑これは木瓜(ボケ)

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福寿草も。

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↑奥までピントが合わず、何の草なのかは不明なんですが、入り口付近の植木鉢。

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↑ちょっと逆光気味なスカイツリーと梅。

梅まつりとしては9日までだったのですが、もう少し楽しめそうな感じです。

桜よりは梅や萩が楽しめる庭園だなと思いつつ、百花園をあとに。

園内にはオジさんが一人で営む、甘酒やちょっとしたお茶をだしてくれる売店しかなく・・また、周辺にちょっと気の効いた喫茶店でもあるとよかったのですが、シャッターの閉まっている商店ばかり。仕方がないので、駅近くの高層マンションの下にある回転寿司でコーヒーを飲んで帰路に。

ポストカードはイラストのもののみで、写真のカードは売っておらず。

また萩の季節にでも訪れたいものです。

 

ちなみに依田さんをお見かけするのは自分が早起きできた時のみです。。

 

本日はここまで。