連休中、ものすごく久しぶりに鎌倉へ行ってきました。
小町通りも楽しそうだったんですが・・郵便局へ寄りたかったので1本先の通りへ出てみると、鳥居の向こうに桜並木が。
↑どうやらここは若宮大路というらしく・・やはり桜の名所らしいです。
桜並木の両側には鳩サブレーのお店やら飲食店など並んでいまして、ちょっと混雑気味です。
↑銀行もクラシカルでカッコいい。。
↑今回、鎌倉までやって来た最大の目的は神奈川県立近代美術館 鎌倉本館。
この日は「光のある場所 コレクションにみる近現代美術の現実感」という企画展が開催中。(現在は終了。次回の展示まで休館中。)
この企画展を観に来た訳ではなく・・先日、岩崎邸庭園の中にある国立近現代建築資料館の「人間のための建築 建築資料にみる坂倉準三」を観てブログに書いたところ、坂倉準三設計のこの美術館が取り壊されそうだとコメントいただき、それならば今のうちに、と出向いた次第。
↑鶴岡八幡宮と同じ敷地内であるのに、閑散としています。
この美術館は鶴岡八幡宮と神奈川県で土地の貸借契約を結んでいて、契約が満了する来年の3月で閉館の予定・・とのことですが、土地返還の際、この建物を壊すのは惜しい、という声があり現在、建物を残すかどうかは調整中のようです。
↑渡り廊下を渡った先の右側の建物は耐震性に問題があり、職員の人以外は立ち入り禁止です。
↑美術館のポストカード(左)と今回の企画展とは全く関係ありませんが、イサム・ノグチのカード(右)が売っていたので購入してみました。
コレクション展の展示室内もかなり人が少なく・・個人的には佐伯祐三の自画像と、以前、世田谷美術館の個展にも行ったことがある松本竣介や岸田劉生の絵も観られたので良かったです。何故かコレクション展で展示している絵のカードは売っていなかったり・・。
正面から観た感じとか、展示室内はちょっと古さが否めないのですが、池に面した側はなかなかカッコいい建物です。1951年に開館なので・・かれこれ63年?
↑池の水面が天井に映って・・なかなか凄い事になっています。
この鎌倉本館以外にも歩いて5分ほどの場所には鎌倉別館、葉山にも葉山館という新しめの美術館があるので神奈川県としてはこの古めの本館はもう使えないと思っているのか・・?美術館でないにしても補強工事などして蘇らせてもらいたいものです。。
鎌倉たびはつづく。。