前回の続きです。
土曜日・予定通り、2日続けて東京国立博物館へ。
春に「栄西と建仁寺」展を見にきた時には工事中だった、通り沿いのギフトショップができていました。券売機も新しくなり、やや近代化。
↑以前、特別展の券売所だった窓口は塞がれ・・。
この日はまず平成館へ向かい、青銅器・玉器についての公開講座を聴きました。
↑白菜の列でもらった産經新聞号外と講座の資料。
講座は学芸員の方がパワーポイントのスライドショー機能を利用して話をするシステムでした。講堂の明るさが中途半端で、小さな文字はよく見えず。しかも話がたどたどしい・・。この日の夜、放送されたNHKスペシャルと合わせて、なんとか理解したような。
●徽宗(きそう・北宋の第8代皇帝)と乾隆帝(けんりゅうてい・清の第6代皇帝)について
●青銅器・玉器の歴史。宗廟(儀式を執り行うための施設)にもともとあったとか、士大夫が活躍したとか・・。
●倣古のこと
・・・が主な内容でした。
講堂内はわりと年配の方が多く、寝ているおじさんもいれば、電子辞書片手に一生懸命メモをとる女性まで、温度差が様々。
講座は1時間半ほどで終了。
↑講座とは関係ないですが、美術手帖でもこんな本を出しているらしいので読んでみよう。。
↑平成館の大講堂とは反対側の通路脇で、伊能忠敬の地図展示をやっていました。この前、佐原で記念館へ行ったばかりですが、しばし見学。
そういえば、平成館内の鶴屋吉信(甘味処)は上野精養軒の喫茶&軽食コーナーに変わっていました。上野駅前の文化会館が工事中で、館内の精養軒は休業中なのでちょうど良いかも。
平成館をあとにしまして、
↑ザクロを観に東洋館へ。
ザクロは平成館の特別展会場出口にて、紹介されていました。
↑瑪瑙石榴(めのうざくろ)。19世紀・清時代のもの。
トーハクは特別展では撮影不可ですが、総合文化展(常設展)の本館や東洋館は一部を除き、撮影できます。
ザクロの木は昔住んでいた家の庭にあったので、毎年のようにザクロの赤い粒粒を吸っていた記憶が。色は仕方ないにしても、ザクロってもう少し、花びらのほうから割れたような気が・・。でも美しいです。個人的には白菜より好きかも。
東洋館は他にも堆朱の盆やら中国や朝鮮のお宝が沢山あります。
今度はじっくり観にこよう・・。
おまけ
↑東洋館の奥、オークラ系のレストランにて食べた五目麺。
故宮博物院展開催記念の特別メニュー、マンゴー系のデザートは既に売り切れていました。ネギ系のラーメンも既に無かったです。
↑上野公園に咲いていたタチアオイ。
公園内には桜の木が沢山あり、影になっている場所が多いからか、紫陽花はあまり勢いよく咲かないのかなーと思いつつ帰路に。
本日はここまで。