たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

安野光雅が描く 野の花展

話は前後しますが、国立近代美術館で黒猫を観た日よりも少し前のこと・・。

千葉県市川市にある芳澤ガーデンギャラリーにて開催中の「安野光雅が描く 野の花」展を観てきました。このギャラリー、以前「明和電機 エーデルワイス」展を開催していたところ。駅から遠いのが難点ですが、たまに良い展示をやっています。

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安野さんは島根県津和野の生まれ。地元に津和野町立安野光雅美術館がありまして、そこからだいぶ作品を借りてきたようです。

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↑もらったパンフレットなど。

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↑ポストカードセットを買いました。花の絵はバラ売りしておらず。

これは安野光雅美術館オリジナルのもの。「野の花と小人たち」というシリーズです。

安野さんは品種改良された花よりも野の花をこよなく愛しているようです。

竜胆などは花屋の花と野の花ではだいぶ違うのだとか。

野の花と小人たち―画集 (安野光雅の本 1)

野の花と小人たち―画集 (安野光雅の本 1)

 

 今回の展覧会、こういった植物の水彩画だけなのかと思っていたら、一見すると森の絵、よく見ると動物が隠れている「もりのえほん」シリーズ↓もあったり。

もりのえほん

もりのえほん

 

どんな動物が隠れているか絵の下に書いてあったので、ちょっと真剣に探してしまった。。

その他、「みちの辺の花」シリーズや、ヨーロッパの風景を描いたリトグラフなどありました。ヨーロッパの絵は宇都宮美術館でも見かけたような気が。

現在は変わってしまったけど「遠くへ行きたい」というテレビ番組のオープニングでも安野さんの絵が使われていたような。

 

会場には津和野の銘菓「源氏巻」も販売されていました。

ちょっと食べてみたかったけど・・この日は買わず。

見た目、どら焼きを羊羹みたいに細長くして、すこし潰したような感じです。

 

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ガーデンギャラリーなのでちょっと庭も散策。

秋の薔薇が奇麗でした。

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とにかく柿が沢山、生っていたり。

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↑庭園マップによればおそらくピラカンサもしくはピラカンサという植物。

春には白い花を咲かせるそうです。

 

本日はここまで。