連休中のこと。松屋銀座で開催中の「古田織部展」を観に行きました。
正直なところ、茶道も嗜まないし古田織部についてもよく知りませんでしたが、陶器とか工芸品は好きなので、あくまで付き添いで行った次第。
ムーミン展などと違い、会場内はかなり年齢層高め。いかにも茶道をやっています、といった感じの和服姿の人も多かったです。
展示構成としては、●慶長の時代の美術工芸品●織部の茶の湯●織部の茶道具(織部が開発した「ひょうげたる世界」)に分かれていまして、茶碗とか水差しといった道具はもちろんのこと、茶室を再現したものや、織部の時代の作法を再現した映像なんかもあり、解らないなりにも楽しめました。
↑購入したものとパンフレット。
有料ですが立札のお茶席スペースがあったので、物販はほんの少しでした。
右下の黒い茶碗は「黒部部◯△文茶碗」というもので、美濃焼。こういったゆがんだ茶碗が「織部好み」と呼ばれているそう。茶碗や水差しは美濃焼、伊賀焼、唐津焼、高取焼が多かったですが、三井記念美術館所蔵の国宝「卯花墻(うのはながき)」に似た、志野焼の茶碗もありました。
茶杓のカードはお菓子のおまけです。
↓松屋銀座の1階と2階の間の踊り場みたいなスペースに撮影スポットがあるというので行ってみました。
読んだことがないのですが「へうげもの」という漫画とのコラボ企画をやっていたようです。
どうやらアニメにもなっていたとかで・・。千利休や古田織部が実名で登場する漫画のようです。うーむ、全く知らなかった。。
↑スタンプラリーなんかもありました。
上田宗箇も茶人。上田宗箇流という流派の祖だそう。
古田織部展は広島や滋賀に巡回しますが「へうげもの」とのコラボ企画は松屋銀座だけらしいです。
この展示は19日まで。
↑これは三越のウインドー。三越でも茶道関係の展示?かと思いきや、唐津焼の作家がグループ展をやっているだけでした。
有楽町駅まで歩きまして・・。
↑ルミネの中にある、京都っぽいお店で遅い昼ご飯。
上の小さな三つのお皿はバイキング形式というか、選べるようになっています。
オクラがちょっと柔らかめだったのが残念。白味噌のおつゆは美味しかったです。
おまけ
これは織部展へ行く数日前に、日本橋高島屋の前を通りかかった際に撮影。
もう終わってしまいましたが、「川瀬巴水展」を開催していました。
昨年の正月に千葉市美術館で観たので、会場には入りませんでしたが・・(川瀬巴水展は昨年、各地を巡回して最後に東京で開催)やっぱり良いなあと思った次第。
本日はここまで。