たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

日本橋三越 東山魁夷 わが愛しのコレクション展

先日、ちょっと日本橋まで出かけまして、

三越で開催していた「東山魁夷 わが愛しのコレクション展」を観てきました(19日で終了。2月末に京都へ巡回)。

伊勢丹のカードを持っていたので(もちろん三越のカードでも可)無料で入場。

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東山魁夷の美術館は、けっこういろいろな場所に存在しまして(長野、千葉、香川など)自分も善光寺の裏手にある美術館へ行ったことがありました。しかし、習作というかスケッチ的なものがほとんどで、ちょっとがっかりした記憶があります。時期的なものかもしれませんが。。

今回の展示は東山魁夷の絵だけでなく、自身がコレクションした美術品や、生前に愛用していた絵の具箱なども展示。自分は日本画についてよく知りませんが・・岩絵の具を試験管のようなものに入れるのは普通のことなのだろうか・・。

東山魁夷は茶道も嗜んでいたとかで、尾形乾山の茶碗なんかもありました。

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東山魁夷は青い絵が有名というか、得意としていたみたいです。

↑右側のカードは「スオミ」という絵で、確かフィンランドとかノルウェーのあたり、北欧を旅した際に描かれたもの。東山魁夷が描くと北欧も日本に見えるのは何故なのか・・・と思ったり。

また、ホドラー(12日まで西洋美術館で展覧会をやっていました)の絵を模写した作品もありました。日本の浮世絵に影響を受けた画家の絵は昨年、ボストン美術館展(世田谷美術館で開催。現在、名古屋に巡回。)などで見かけましたが、考えてみればその逆もある訳で・・。

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↑これは展示はされていなかったですが、物販コーナーで売っていたもの。

カード2枚は山種美術館(東京。現在、東山魁夷の展示をやっています。)、左上のチケットホルダーは信濃美術館の所蔵の絵です。

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東山魁夷の次は琳派の絵画展、2月にはサザエさんの展示があるらしく・・波平さんと舟さんが宣伝していました。また来よう。

何故か国立博物館千葉市美術館のチラシも置いてあり、千葉市美術館では夏にルーシー・リー(ウィーン生まれの陶芸家)の展示があることが判明。ちょっと楽しみ。数年前に六本木でも展覧会をやっていたけど、内容は同じなのだろうか。。

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↑せっかく三越まで来たので地下で買い物。

阿闍梨(頼まれたもの)と「たねや」の栗のお菓子(栗月下)を買いました。

見た目は栗色の羊羹ですが、それほど甘くて美味しいです。

調子がよければ1mくらい食べられそうな感じ・・。

 

おまけ

先日、携帯で撮影した写真。

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スカイツリーと手前にある建物の屋根というか、上部の幅がぴったりと重なり、なんだかおかしなことになっていました。色も似ているような。。

 

本日はここまで。