2年くらい前に江戸東京博物館で「尾張徳川家の至宝」という展示を観て以来、ちょっといってみたいと思っており・・・。
パンフレットによると、徳川園は尾張藩二代目藩主の光友が移り住んだことが起源で、昭和6年に名古屋市に寄贈され、空襲などで被害をうけた後、公園になり、平成16年に日本庭園としてリニューアルしたそうです。
↑龍仙湖(りゅうせんこ)。六義園と同じで回遊式庭園なのかも。
奥に見える建物は観仙楼(かんせんろう)。レストランやホールがあるらしいです。
牡丹が見頃をむかえていました。1000株ほどあるとか。
菖蒲?イチハツかもしれないです。
亀を発見。
奥の方まで進むと↑滝を発見。大曽根の滝というそうです。
↑ミズカンナ。花の見頃は7月頃かららしく・・。この時は葉のみ。
鯉がたくさん。この手前では鳩が餌を横取りしようと狙っていたり。
ちょっと逆光ぎみに撮れてしまった鳥。ヒヨドリ?かも。
キジバト?鳥に関してはちょっと自信ないです。
徳川園を散策のあと、門をぬけたところにある徳川美術館へ。
ロビーのところで聞いた簡単なガイドによると、ここは私立美術館のなかでは古いほうで、今年で80周年なのだとか。
東京の大倉集古館(休館中)や倉敷にある大原美術館のほうがもっと古いそうですが。
所蔵数は数万件で、点数にするとその何倍にもなるとかで・・・。
基本的に常設展というのは無く、こまめに作品は入れ替わっているそうです。
部屋ごとにテーマがあり、武具や刀→茶の湯の名品→書院造り関係→能→奥道具→源氏物語絵巻・・といった感じで進んでいきます。
↑企画展示室では「国宝 初音の調度」が開催中。
徳川家光の長女、千代姫の嫁入り道具が展示されていました。
千代姫は3歳で嫁入りしたとかで・・嫁入り道具は70件が国宝指定。
蓬左文庫は名古屋市のもの(蓬左は名古屋の昔の呼び名)。私立の徳川美術館と、公立の蓬左文庫がつながっているという・・ある意味、官民一体な施設です。
ロビーにあった顔出しパネル。
歴史に疎い自分はちょっと調べたところ・・・徳川義直(よしなお)は家康の九男。
尾張藩の初代藩主だそうです。
上の顔出しパネルにある絵の館長は義崇(よしたか)氏で、22代目なんだとか。
この後、名古屋でお土産を買いまくり・・・新幹線で帰路に。
名古屋たびはここまで。