週末のこと。
新日本橋まで行きまして、三井記念美術館で開催中の「春信一番!写楽二番!フィラデルフィア美術館浮世絵名品展」を観てきました。
フィラデルフィア美術館とはアメリカ・ペンシルベニア州にある美術館。ゴッホの「ひまわり」も所蔵していたりします。
※「ひまわり」は何枚か存在しまして、損保ジャパン日本興亜美術館にある「ひまわり」は15本描かれたもの、フィラデルフィアにあるのは12本描かれている作品です。
入ってすぐの展示室には浮世絵ではなく、三井家所蔵の工芸品などが展示。展示室4〜7が浮世絵です。
個人的には鈴木春信や奥村政信よりもやはり東洲斎写楽とか広重、国芳の作品のほうが見応えがある、というか好み。
写楽の作品は展示室6(わりと小さめの部屋)にまとまっていました。
写楽に関しては「最近の研究では“とうしゅうさいしゃらく”ではなく、“とうじゅうさいしゃらく”と読むのが有力説」みたいなことが書いてあり・・。
↑購入したポストカード。
今回の展覧会で、一番自分が良いと思ったのは岳亭の「大阪天満宮祭礼之図」(左下)。写楽の「碁盤を持ち上げる大童山」(左上)は後期展示だったようで、この日は観ることができず。
展示替えがなければなあ・・それにしてもガラスケース越しという展示の仕方はなんとかならないものか(たまに係員がガラスを拭いていたり)・・。
東京では8月16日まで。
静岡と大阪にも巡回するそうです。
↑もうすぐ七夕ということで、美術館入口にも七夕飾りが。
美術館をあとにしまして・・
三井本館の向かいにある三重県のアンテナショップにちょっと寄りました。
もうすぐ休憩時間?のようでしたが、
「写真撮ってもよい?」と尋ねたら快く応じてくれました。
三重県へは何回か行ったことがありますが・・餅が名産なのか?
銀座線に乗って銀座へ。
ここ2年ほど、建て替えのため仮店舗で営業していた老舗の文房具店・銀座伊東屋の新店舗がオープンしたということで・・早速のぞいてきました。
↑赤いクリップだけは健在。
うーむ。正直なところ、ドリンクバーとかカフェ、ホール、ラウンジ、ファーム(水耕栽培)なんかもあったりして「銀座の老舗文房具店」といったイメージが無くなってしまった。とにかく買いづらいし。
代官山の蔦谷書店もそうですが、なにかとカフェを併設するのは良くないのでは。雰囲気としては変に小洒落ているというか、内装が安っぽいというか・・。
基本的に上るときにはフロアの端にある細長いエスカレーターで(8階くらいまで。建物は12階まで存在)下るときは階段かエレベーターというシステム。
完全にこれまでの顧客を無視したというか、置きざりにされた気分にさえなり・・よほどのことがない限りもう行かないかも。普通に文房具を買いたいなら有楽町のハンズに行ったほうがマシのような気が。
銀座自体、免税店が増えて外国人観光客だらけ。スタバやコンビニが普通に存在し・・なんだか雰囲気変わったなと思いつつ。
↑裏手にあるK.Itoyaは万年筆や画材専門、といった感じでちょっと安心しました。ここは2012年からあるそうです。
唯一、欲しいと思ったものはハイユニというちょっと高級な鉛筆の10B~10Hまでのセット(3300円くらいする)。10Hとか使いようがないので買いませんでしたが。
帰りに銀座の某ファストファッションの店でパジャマ代わりのTシャツを買ったのですが・・太ったおじさんにぶつかり(謝ってくれたけれども、少なくとも日本語でなかった)思いっきりよろけてしまった。
レジも免税とそうでない人で分かれていたり・・。
おまけ
友人にもらった夕張メロン。
この日は親戚からトウモロコシも送ってきたりして。
咲き始めたサルスベリ。
今年は本当に花が咲くのが早いです。
本日はここまで。