台風のおかげで、ものすごく暑かった先週末のこと・・。
三菱一号館美術館にて開催中の「画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」を観に行ってきました。
展覧会そのものは9月までやっていますが、前期は8月2日まで。
暁斎というのは河鍋暁斎(「ぎょうさい」ではなく「きょうさい」が正しい読み)、コンドルというのは三菱一号館や鹿鳴館、旧岩崎邸庭園の洋館(上野)などを設計した英国人建築家ジョサイア・コンドルのことです。二人は師弟関係にあったとか。
三菱一号館美術館で開催されるからコンドルのことも含めて展覧会にした、という感じが否めませんが・・。どうやら巡回は無いもよう。
※三菱一号館美術館は三菱一号館を再建したものです。
河鍋暁斎の美術館が蕨市(埼玉県)にあることは知っていましたが、なかなか行く機会もなく・・。今回、暁斎の動物画がメトロポリタン美術館から里帰りすると聞きつけ、行ってみた次第。
暁斎という人はこれといった作風がなかった、ある意味なんでも上手く描けたので、なかなか評価されなかったのだとか。
※イラストはイメージです。
個人的には鯉の水墨画や、里帰りした作品、コンドルも登場する「暁斎絵日記」、日本橋の和菓子店・榮太樓總本舗が明治14年当時100円で購入したという「枯木寒鴉図」が好み。
18禁の春画コーナー(布で仕切られていた)なんかもあり。あんまりにも生々しくて、ちょっと気持ち悪い。
↑撮影スポット。
これは後期展示作品なので、この日は実物は観られず。
↑個人的には絵よりも、天井裏が見えたことに興味を持ってしまった。。
今回の音声ガイドは芸能人が担当していなかったので、有料ですが借りてみました。
所々、暁斎の曾孫(蕨の美術館の館長。眼科医らしい。)がガイドの中でコメントを寄せられており・・なかなか興味深い。
↓購入したポストカード。
「曲結雅画手本」と「天狗の踊り」。
撮影スポットにあった「惺々狂斎画帖」と「地獄太夫がいこつの遊戯ヲゆめに見る図」。
実際に見られたのは右の絵だけだったような。
↑暁斎のお酒も買いました。酒は料理にでも使い、瓶はペン立てにでもしよう・。
↑美術館出口にはコンドルと一緒に撮影できる写真スポットが。
展示室内には少しですがコンドルが描いた作品はもちろんのこと、建築家としての実績、図面やイメージ図なんかもありました。
↑チラシと同じような蛍光ピンクが使われている・・。
↑真夏なのに中庭には薔薇が。四季咲き?
ここの美術館、自分も気になってはいたのですが、
●入場料が高い
●係員が多すぎる
●温度が低すぎる(ストールの貸し出しはありますが)
●靴の音が気になる
・・・といった意見が寄せられているとかで、そういった苦情?に対する返答みたいなことが書かれたボードが通路に貼ってあったり・・。
個人的には
“コンビニなどで事前にチケットを購入してあっても、わざわざ窓口で引き換えなければいけない”というのが煩わしい・・と意見したいところ。
靴の音に関しては美術館にヒールで来る奴が悪い!と思ったり。
そういえば国宝ライターみたいな顔してテレビによく出ている女性も、東博でコツコツ音を立てて鑑賞していたっけ。
ちなみに鴨居玲展(東京ステーションギャラリーで7月20日まで開催)とは別の日に行きました。
美術館を後にしまして、東京駅へ。
↑地下通路にこんなものを発見。
仙台ほどではないですが、茂原の七夕祭りも有名なんだとか。
ちょっと前にテレビに呼子萬坊のお店(佐賀県)が出ており・・イカしゅうまいが食べたくなったので、日本橋三越へ。
↑金魚?な団扇を貰いました。
この日は時間が早かったせいなのか、暑かったためなのか、わりと空いており・・イカだけ購入して、さっさと帰路に。
※ ※ ※ ※
我が母校が甲子園への切符を手にしました!
センバツだったら観に行きたかった(暑さに弱いので)・・。
テレビで校歌がながれるのが楽しみです。
本日はここまで。