鳥取たびの続きです。
砂丘を後にしまして、鳥取駅から徒歩5分くらいの場所にある、鳥取民藝美術館へ。
ここは9月に「遠くへ行きたい」という旅番組で紹介されていました。
東京にも日本民藝館という柳宗悦が創った美術館がありますが、こちらは吉田璋也という医師でもあり、民藝運動家だった人物が創ったもの。
館内は撮影禁止。
狭いし、階段は急ではありますが、茶碗などを中心に展示されていました。
京都にある河井寛次郎の記念館に少し似ているかも・・。
2階には椅子とテーブルがあり、図録などを読みながらくつろげます。
床がきしむのがちょっと怖いです。
こちらは↓吉田璋也の医院・診察室。美術館の向かい側に建っています。
この隣には立派な吉田医院がもう一つあったので、おそらく子孫の方が経営されているのだと思われます。
医院内は老朽化の問題もあり、通常は見学不可。
テレビでは「特別に」ということで旅人(この回は西田尚美さん)が見学していました。昔ながらの診察室だったような。
美術館の隣には民藝品を販売するお店もありますが、なかなか高価。
↑ポストカードだけ美術館で買いました。
民藝美術館の近くは民藝舘通りというらしい・・。
しかし、シャッターが閉まっている店も多く、寂れた感が否めません。
鳥取駅前はすっかり紅葉。
ちょっと大丸を覗いた後、電車の時間までふらふらしていると・・
またもや、ゆるキャラを発見。
「スーパーはくと」という電車のキャラクターらしいです。
駅構内では高校生がお茶を振る舞っていたり、ブックカバーを作るワークショップなんかもやっていました。何かのイベントだったのかも。
↑これは「因幡の白兎」の像。古事記に出てくる物語だそうです。
鳥取には白兎海岸とか白兎神社も存在。
また、山陰銘菓「因幡の白うさぎ」というお菓子がわりと何処でも売っています。
※イラストはイメージです。自分も買ったのですが、お土産に送ってしまった。
兎の形をしているものの、東京銘菓「ひよ子」(福岡発祥らしいが)みたいな味です。
この他、同じような形のうさぎフィナンシェも売っています。
鳥取といえば二十世紀梨のイメージですが、今販売しているのは新興(シンコウ)という品種。けっこう長持ちするそうです。自分は梨は千葉県産が好みなので・・梨関係のものはお土産に「とっとりなしおどっとのむ」というジュースのみ買いました。
駅構内のコナン像。
鳥取は「名探偵コナン」境港は「ゲゲゲの鬼太郎」と住み分けが決まっているかのよう・・。
電車もコナン。ドアの開閉はもちろんボタン式。
ちなみに鳥取県内は大きな駅でもICカードが使えないらしく・・
ものすごく久しぶりに切符にハサミを入れてもらいました。
(スタンプを押す駅もあり)
↑お土産に購入したコナングッズ。
東伯郡北栄町の道の駅には青山剛昌ふるさと記念館があるらしい。
おまけ
この日の昼ごはん。
民藝美術館近くの「木の香り」という店にて、有機カレーを食べました。
ライスの上にのっている葉は人参の葉だそう。
黄色いライスはサフランではなく、ウコンライス。
店の人の家で穫れたという柿もおまけにつけてくれました。
クーポン券をくれようとしていたけれども「関東から来たので」と丁重に断りました。
鳥取たびは続く・・。