2月28日で終わってしまいましたが、千葉市美術館で開催していた「初期浮世絵展 版の力・筆の力」を観に行ってきました。
自分も会期ギリギリでなんとか滑り込んだ?次第。
↑この赤い人物の絵は鳥居清倍の「金太郎と熊」という作品。
今回は菱川師宣の時代前後から奥村政信、鳥居清信、鈴木春信のあたりまで、浮世絵初期といわれる作品の展覧会。
恩地孝四郎展(こちらも28日で終了)もそうでしたけど、大英博物館やホノルル美術館、シカゴ美術館などからの里帰り作品が目玉だったのかも。
ちょっと安くなるので、いつも通り前もってコンビニで券を買っていきました。できればローソンで買いたかったのですが千葉駅付近では見つけられず。セブンイレブンだとマルチコピー機でA4くらいの紙で発券申込書なるものが印刷されてしまうので煩わしい、と個人的には思う(ローソンだとレシートみたいな紙)。
個人的には岸田劉生やアーネスト・サトウ、サミュエル・ビングなどの「旧所蔵品」なる作品がいくつか展示されていたのが印象的。
また、英一蝶の作品も。英一蝶の本名(幼名でなく大人になってからの名前)は藤原信香だそうで・・一瞬、「のぶか」でなく「のりか?」と読んでしまった。
奥村政信の遠近法を取り入れた絵「両国橋夕涼見大浮絵」は奥のほうの景色が起き上がって見え・・ちょっと気持ちわるかったです。そもそも浮世絵というのは遠近法が不自然な作品が多いような気も。
↑美術館が入っている役所の建物入口にこんなパネルが。
そういえば、春画に近い作品もあったけど・・子供に見せてよいものなのか?仕切りも何もなかったです。会期末だけに、いつもより混んでいたのでちょっと気になりました。
↑この顔出しパネルはかなり微妙・・。
↑購入したポストカードとチケット。
左から、菱川師宣、菱川師胤(もろたね)、鳥居清倍の作品。
同じチケットで入れる、「新寄贈寄託作品展 花づくし」展も観てきました。
※イラストはイメージです。
いつもの水玉ではないものの、微生物のような、柘榴のような草間彌生作品を観られたのでよかったです。
頭上をモノレールが走るなか、そそくさと帰路に。
↓帰り道、毎年のように見かける鷺を発見。
ちょっと沼地のようになっているので・・居心地がよいのでしょうか?
おまけ
浮世絵展とは別の晴れた日、前回記事とも別の場所で撮影した河津桜。
2週間後くらいに商店街主催で河津桜まつりを開催する予定とのこと・・
花はそれまでもつのか?ちょっと心配です。
本日はここまで。