たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

国立科学博物館 大英自然史博物館展

三連休の初日。またまた上野へ。

国立科学博物館で始まった「大英自然史博物館展」を観にいきました。

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はっきり言ってヨミが甘かったです。

連休初日とはいえ開催初日だし、NHKとかで番組をやったわけでもない。

それほど混雑しないのでは・・・と思いきや、電車の中で「待ち時間60分」であることが発覚。出直そうかとも思いましたが、それも面倒なのでそのまま向かうことに。

数日前にコンビニで前売り(現在販売終了)を購入したものの、当日券と同じ価格。

「???」チケットをよく見ると、「ポケットガイド付き」と書かれてありました。

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↑チケットをもぎられると同時にもらった冊子。

これがポケットガイドらしい。

子供向きという訳でもなく、わかりやすい内容です。

 

後で知りましたが、この連休中は各日先着1000人にピンバッチが貰えたとか。

みんなピンバッチ目当て?でも日曜日は午後になっても90分待ちだったなーー。

物販でもピンバッチのガチャがありましたが、自分は使いようがないので買いませんでした。

 

 

少し風がふくなか、本当に一時間くらい並んで入場。

※3/22から整理券方式になるとのこと。(最初からそうしてくれれば・・・)

 

自分はよくわかっていませんでしたが、この展覧会、大英自然史博物館ロンドン自然史博物館ともいう)の所蔵品が展示されるということで・・科学博物館でいつも開催している特別展とはちょっと様相が違いました。

 

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↑メインは大英自然史博物館外の展示は初めてだという「始祖鳥」(最古の鳥類といわれています)の化石。

この化石前だけ「若冲展かっ!」とツッコミをいれたくなるくらいの混雑。

押しつ押されつつ・・なんとか撮影。

国立博物館で台湾・故宮博物院翠玉白菜を展示していた時のように、場所を別に設けるとか、どうにか見学方法を考えたほうがよいのでは・・。

整理券方式の入場になればどうにかなるのでしょうか。

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※イラストはイメージです。

「横入りは良くないと思いますよ!」とかオジサン同士が喧嘩のような雰囲気に。

改善されればよいのですが。

 

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呪われたアメジスト

所有者に多くの不幸をもたらしたという伝説があるそうです。

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バンクスの植物図譜

多くの植物を収集・研究したバンクスは1820年に亡くなっています。

画集として出版されたのは1988年だったとか。

基本的には発見した人や学者の功績をたたえるような展示構成。

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↑これは日本(愛媛県)の輝安鉱(きあんこう

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オオナマケモノ

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オオツノジカ。8000年前に絶滅してしまいました。

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リョコウバト。ハト科の渡り鳥。この鳥も絶滅してしまいました。

この鳥はともかく・・アシカやペンギンなどの標本は横たわっていたりして・・

科学博物館の常設展で見る剥製とはちょっとイメージが違いました。

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↑個人的に印象的だったマダコ。これは標本ではなく工芸品。

アルコールなどに漬けて保存すると色彩が失われてしまう、という思いからガラス工芸家が作ったもの。

そうだよなーー4年くらい前の「深海展」とかはほとんど魚が漬かっていたような。

ちなみにまたNHKの番組と共に?「深海展2017」をこの大英自然史博物館展のあと、開催するのだそう。ダイオウイカ以外に何か目玉となるものがあるのか・・?

 

 

↓最後にあった記念撮影コーナー。

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物販でもレジ待ちの列が。

彌生ちゃん展よりはだいぶマシでした。

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↑あまり欲しいものは無かったのでポストカードを買いました。

大英自然史博物館で売っていると思われるものはやや高め。

 

この特別展は6月11日までやっています。

よっぽど空けば、もう一度行きたいのですが無理かも・・。

 

博物館出口手前では理化学研究所に関する展示をやっていました。

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全く理解できないまま・・展示室をあとに。

ここでは知ったかぶりのおじさんが係員の人を困らせていました。

なんて暇人なんだ・・。

 

 

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↑博物館自体のミュージアムショップでもポストカードを購入。

植物画のカードは6~7枚入ってなんと100円。

 

この時まだ昼過ぎでしたが・・疲労困憊につきこのまま帰路に。

余力があればジロー君(動物園のカバさん)にも会いたかったのですが。。

 

おまけ

博物館と噴水の間に咲いていたカンヒザクラ

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一般的な桜(ソメイヨシノとか)が満開になると上野公園は人混みで大変ではありますが・・カンヒザクラならまだまだ余裕でお花見を楽しめます。

 

本日はここまで。