たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

世田谷美術館 エリック・カール展

はあ・・・。

もうため息しかでませんが、先日、世田谷美術館へ行った時の記録です。

美術館がある砧公園バラは見頃でした。

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今年も「バラをみる会」の開催日一週間前に行ってしまったらしく・・柵の中には入れませんでしたが、バラを堪能。

 

この日の目的は奥にある美術館で開催中のエリック・カール展。

はらぺこあおむし」で有名な絵本作家です。

前回の花森安治展でチラシをみかけ、バラの時期に合わせて行ってみた次第。

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しかし・・この展覧会、ベビーカーのまま入場可でして。

1歳未満の赤ちゃんを連れてきても理解できないと思うのですが・・会場内、泣き声が絶えることなく響きわたり、いろんな意味で鑑賞する環境にありませんでした。

保育ルームみたいなものを設置し、親だけで楽しめるようなシステムにすればよいのに・・(休憩室のような場所はありました)。

展示構成もあまり良くなく・・自分が良いなと思ったのはカバの素描くらい。

エリックの才能を見いだしたというレオ・レオニの作品、エリックが影響を受けたパウル・クレーの作品もありました。

 

 

写真スポット。

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↑足型の場所に立てば、羽がはえているかのような写真が撮れる?というコンセプトなのでしょうが、小さい子には無理かも・・。

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↑側面にはエリックカール風のマチエールが。

 

 

特設のミュージアムショップで購入したもの。

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↑左上は切り離せるマグネットです。

レジに並んでいる間も前の人に愚痴られ・・ここでもゲンナリ。

(さらに前方に並んでいた人が、一緒に来ていた人の物も買ってあげようとしていただけです。自分に言われてもなーーー。)

 

 

同じ券で2階のミュージアムコレクション展も観てきました。

2階はびっくりするくらい、人がおらず。

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淀井敏夫彩子は親子。ちょっと抽象画すぎて理解できず。

濱田能生民藝運動の作家、濱田庄司の息子だそうです。

こちらは花瓶や茶碗など、けっこう楽しめました。

 

そそくさと美術館をあとに。

世田谷美術館はこの展覧会の後、工事のため休館。

再開は年明けになるそうです。

 

 

帰り道に撮影。

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↑駅前にあった花アート?国鉄からJRになって今年で30年らしい。

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東武線直通電車でクレヨンしんちゃんにも遭遇。

 

 

 

おまけ

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↑コンボルブルス・サバティウスの花。夕方になるとしぼんでしまいます。

個人的にため息しか出ない理由は、日立かみね動物園のお婆ちゃんカバ、バシャンが亡くなってしまったから。

カバとしては大往生(54歳・人間に換算すると95歳くらいらしい)ですが、14頭も子供を産み、日本の動物園カバ界に大いなる功績を残したことは言うまでもありません。

バシャンがいなければドン(札幌にいるバシャンの長男)、市原にいるヒッポ君(11番目の子供)、旭山の百吉(ひ孫)だって居なかった訳で・・。

↑自分が一年前、初めて会った時には既に足腰が弱っており・・陸にあがってきてはくれませんでした。

お別れの会の日でなくても、ちょっと日立まで行きたい・・と思っています。

チャポン(一緒に暮らしていた末娘)、寂しくなるなーー。

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↑これは海外の方からもらった、エリック・カールのカバカードです。

今回の展覧会には展示されておらず。

 

合掌。

 

本日はここまで。