たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

東京国立近代美術館 日本の家 1945年以降の建築と暮らし展

週末、久しぶりに皇居近くの東京国立近代美術館へ行きました。

現在「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展が開催中(10月29日まで)。

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この美術館にしてはやけに混んでいまして・・・??翌日、再放送を見て気がついたのですが、日曜美術館で取り上げられていたからでした。

自分が行きたい展覧会が紹介されたりすると混んでしまうので、はっきり言って迷惑な番組だったり。司会もたどたどしいし。

 

企画展示室に入ると何か嫌な予感がしたのですが・・

↑最初のほうはこの展覧会で紹介されていた家ばかりでした。

若者(建築学科の学生?)や外国からの客が多かったような気がします。

観ている間、ずっと赤ちゃんの泣き声が会場内、響きわたり・・。

 

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 ※イラストはイメージです。

個人的には黒川紀章の「中銀カプセルタワービル」(東京・浜離宮恩賜庭園の近くに現存)の建築中の映像が見られたのがよかったです。

 

途中から突然、撮影可能エリアに。

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↑これは谷川俊太郎さんの家。

情熱大陸」に映っていたのとは違う家なのか??

床面は土のまま、と書いてありました。

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毛綱毅曠の「反住器」。

この家は北海道釧路市にあり、北国ならではの配慮がされていると書かれていたけれども・・

釧路とはいえ、夏は暑いのではないかと個人的には思ったり。

正直なところ、この家に限らず美術館に展示されるような住宅に実際に住むと大変なのではないかと。

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↑これは2014年に亡くなった、赤瀬川原平さんの家「ニラハウス」。

この屋根は葺き替えられてしまったそう。

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↑「蟻鱒鳶ル」Arimasuton Buildingと書いてあったけれども・・何て読むのかは不明です。この家、2005年から作り始めてまだ完成していないのだとか。

以前、何かのバラエティー番組で見たような気も・・。

サグラダ・ファミリアとは違い、おじさん一人で作っているようでした。

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↑これは唯一、原寸模型で展示されていた、清家清の「斎藤助教授の家」。

この動く畳は「私の家」(清家清の自宅)と同じ物?

帰ってから調べたところ、10年弱前に取り壊されてしまってました。

この模型は竣工当時の家を再現していたので妙にキレイです。

 

 

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↑展示室を出るとこんなものが。

プチプチタングル」というパズルを組み合わせたもの。

ミュージアムショップでも売っていました。

 

 

同じ券でMOMATコレクション(所蔵作品展)も見学。

4階の彫刻作品は全く理解できず・・。

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佐伯祐三の「パリ雪景」と

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藤田嗣治の「5人の裸婦」のみ撮影。

 

美術館から出ると、チケット売場で外国からの客が「コンニチハ」と言いながらチケットを購入しているのがなんとも・・・一生懸命な感じがして微笑ましかったです。

ここの美術館で12月くらいから熊谷守一展をやるらしく・・ちょっと楽しみ。

 

 

 

おまけ

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↑郵便局にて。歌舞伎年賀状の宣伝?のようです。

 

本日はここまで。