週末、今年は早めに墓参りへ行くというので、なかなか忙しかった&自分が観に行こうと思っていた展覧会はだいたい15日からだったので出かけようとは思っていなかったのですが・・・
たばこと塩の博物館の「和田誠と日本のイラストレーション展」は9日からだと知り、急に出向いた次第。
ここの博物館へは、渋谷から東京スカイツリーの近くに移転してから2回目の訪問。
何故たばこと塩の博物館でイラストレーターである和田誠さんの展示があるのかといいますと・・和田さんはハイライトのパッケージをデザインしたという縁から、以前も個展を開催したことがあるらしい。なるほど・・。
※イラストはイメージです。
前にも書きましたが、自分は小学生のころ教科書に載っていた「ごちそうを食べた上着」という話が大好きでして、その挿絵を描いていたのが和田さんでした。
↓展示室の外にはこれまで手掛けてきた「週刊文春」の表紙が。
和田さんが子供の頃に描いた絵とか学生時代の作品、監督も手掛けた映画のポスターや和田さんと交流があったイラストレーターの作品などもあったのですが・・
↑和田さん監督・脚本の映画
自分が一番衝撃的だったのはベン・シャーンからファンレター?の返事としてもらったというクリスマスカード。
↑この画集を持っています。
ベン・シャーンはリトアニア生まれのアメリカの画家です。自分も好きで埼玉県立近代美術館での展示などへも行っています。
いいなあーー、自分もベン・シャーンに手紙を出してみるべきだった・・と思ったのもつかの間。ベン・シャーンは自分が生まれる前に亡くなっていました。
和田さんが実際にイラストを描いている映像や、ゴールデン洋画劇場(関東でいうところのフジテレビで土曜日の21時から映画を放映していた番組)のオープニングアニメ(和田さん版は95年くらいまでだったらしい)も上映していました。ちょっと懐かしい・・。
↑これらカードの絵は展示されていなかったのですが購入。
昔のたばこポスター(左上)は杉浦非水のデザインだったので買いました。
特別展の展示室はそれほど広くないものの、入館料は100円。
常設展示(たばこと塩関係)も観られます。
話は前後しますが・・この日はまず浅草で下車、亀十のどら焼きを購入し・・ビール会社の建物とスカイツリーを横目に本所吾妻橋方面へ歩いて博物館へ向かいました。
道中、川沿いに大横川親水公園なんかもあり・・ソラマチにも近いのですが、あまり通行人はいませんでした。人が多いのはスカイツリーの、本当に周りだけ?なのでしょうか・・。
どら焼きは店内で少し並んだだけで買えました。
本日はここまで。