たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

猪熊弦一郎展 猫たち & 花見

週末、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の「猪熊弦一郎展 猫たち」を観に行きました(4月18日まで)。

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猪熊弦一郎(1902-1993)は高松市生まれ、丸亀市育ちの画家です。東京藝大では藤島武二に師事。三越の包装紙(濃いピンクと白の)をデザインしたことでも有名です。

今回の展覧会は、丸亀市にある猪熊弦一郎現代美術館で2015年に開催した展覧会をもとに構成されているとか。会期が妙に短いのが謎。

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何となく、四国に猪熊弦一郎の美術館があることは知っていたものの・・。

フランスに居たり、ニューヨークで20年間生活していたり、病に倒れてからは冬の間、ハワイで過ごしていたり・・また↑タイトル通り、猫を沢山飼っていたとかで・・。とにかくお金持ち?だったのかなと思ったり。

猪熊家の襖、下半分は猫の排泄物でシミになっており、客人からは「お宅に入ると臭い」みたいなことを言われていたそうです。

 

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※イラストはイメージです。

「所持品」として、猫の置物も数点、展示してありました。

そういえば自分が子供の頃、祖父の家の前で駄菓子屋を営んでいた、通称「ニャンコのおばさん」も沢山猫を飼っていたっけ(住み着いていただけかも)。おばさんの娘が住んでいるという、湯河原へ引っ越していったけれども、まだお元気なのだろうか・・なんてことを思いつつ。

 

最後の部屋のみ撮影可。

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猫の絵といっても、線画・墨絵のようなもの・ピカソみたいに分割したような絵など、いろいろバリエーションに富んでました。

猪熊弦一郎ピカソではなくマティスに学んだそうですが。

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作品は9割以上、丸亀の美術館の所蔵品。

その他、香川県ミュージアム早稲田大学曾津八一記念博物館のものが少しありました。

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↑ポストカードだけ購入。

他にトートバックやら一筆箋などお馴染みの物や、何故か赤ちゃん用ロンパースも売っていたり・・。

 

 

東京近辺は既に満開らしかったので、行きと帰りにちょこっと寄り道。

↓これは毎年撮影する枝垂れ桜。

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もうだいぶ老木のようですが、今年も花を咲かせてくれました。

 

↓こちらは別の神社の枝垂れ桜。ピンクが濃いめ。

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↓これは近所の桜並木。

川沿いのため、宴会している人はおらず。

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↓これは花ではなく土筆ですが、例年になく大量に生えていたので撮影。

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はっきり言って、もう暑い・・。

 

 

 

おまけ

鷹の爪団の映画のDVDが発売されたので渋谷へ行くついでに購入。

映画は抜群に面白いのですが、どうしてDVDとブルーレイのセットでしか売っていないのか・・。(特典映像の)舞台挨拶の映像は必要ないような。

 

64-ロクヨン-前編 通常版DVD

64-ロクヨン-前編 通常版DVD

 

 ↑これは先日、深夜にテレビで放映されていたので見ました(翌日に後編も。全国放送ではないのかもしれません)。個人的にはドラマの印象が強く、はっきり言って映画にする必要があったのかなーー。主人公も広報官というよりも佐藤浩市にしか見えない・・。

終わりのほうだけ、少しドラマと違っていたようです。

 

 

本日はここまで。