今回、あんまりにも内容がひどかったので記事にはしなくても・・と思ったのですが、記録として記しておきます。気分を害された方はスルーしてください。
週末、恵比寿にある富士重工業(スバル)のビル内のイベントホール?、EBIS303で開催中の「Re又造」展を観た訳なんですが・・。
内容をしっかり確認しないで前売り券を買った自分が悪いものの、あんまりにも酷く、おまけに作品数も少ないという有様でガッカリしてしまった次第。
↑これは外に展示してあった加山又造仕様のスバル車。
はっきり言って「イタ車」かも。
日本画家・加山又造(1927−2004)の作品は熱海のMOA美術館やその他、琳派系の展覧会で見かけており、結構好きでした。
純粋に作品を楽しみたかっただけでしたが・・今回の展覧会、スマホやタブレットならば撮影してもよいという ・・。要するに「SNSにあげて宣伝してくれ」という他力本願なコンセプトだそうで。わりとちゃんとしたカメラで撮影した画像をブログにあげるのはNGということ??どうにもこうにも納得できなかったです。主催の中にテレビ東京が入っているので、東京近郊で7chを見ているとたまにCMが流れたりしますが、それにしても空いている(係員のほうが多いくらい)のは、こういった姿勢がよくないのかと思われ・・。ツイッターやFacebookをスマホなりタブレットで更新する人は歓迎、PCでブログを書く人は撮影するな、と言っているようなものだし!!
会場内は暗く、壁も黒。係員の人の顔がうっすら浮かんでくるようで不気味。
イライラしながら、なんとかガラホで撮影。
↑これは雑誌「新潮」の表紙原画。
↑これは加山又造が制作しているところを撮影した映像が流れているスペースの天井。
出力したものを貼り合わせているだけです。
下絵なり原画はほんの少しでして、他は「現代のクリエーターによる最新技術を駆使した作品」らしく、
↑この「火の鳥」という絵は裏から光があたっているような映像?とにかく原画ではなかったです。
↑「春秋波濤」という絵はわざわざレイヤー分け?。
中に入ってもよいことになっていますが、誰も入らず。
とにかく全部で30くらいの作品を、無駄にスペースを使って現代風にしました!といった感じの展示でして。宣伝はSNS頼りなのに決して若者むけではない内容。加山又造の会社(版権など管理?)が監修しているらしいが、どうにも見応えがない。加山又造が生きていたら許さなかったんではないかと思う・・。「恵比寿でなりたい自分を見つける」とか「又造が未来に夢見たアート展」というのは誰に断って書いたコピーなのか。子供のころから歌っている、ダンスが上手くて有名な歌手のMくんが来たらしいが、彼も興味があったとは思えない・・。
会場は美術館でなく、富士重工業の会社内なのに妙に料金が高い(当日は2000円。自分は前売りを購入したので1800円)のも納得できないなーー。300円ぐらいならば・・と思ってしまった。美術館版の「食べログ」みたいなサイトがあったら星1つにもならない(個人的な感想です)。
サン◯リー美術館とか、山◯美術館など、企業が母体の美術館や、企業が主催の展覧会って対応が悪いのが当たり前?もう少し勉強してほしいもの。
ちょっとした物販コーナーもありましたが、ポストカードは3Dのもの(レンチキュラー?)しか売っておらず。しかもあまり3Dにした意味がないような作り(角度を変えてもあまり変化しない絵)そのうえ、1枚400円もしたので買わず。
出口で、全国のライオンチェーンで使えるというドリンクチケットをくれましたが、はっきり言ってライオンに行く機会はない・・。
とにかくオススメできない展覧会でしたが、こどもの日までやっています。
気を取り直して・・おまけ。
ちゃんとコンデジで撮りました。
↑薄紅色ではないですが、我が家のハナミズキ。
↑これも毎年撮影する、芝桜。1週間くらい前に撮影。
今はもう盛りをすぎてしまったかもしれません。
サクラは今年も早かったけれども芝桜も早い・・。
本日はここまで。