週末のこと。
東京メトロ丸の内線に乗り、四谷三丁目で下車。
新宿通りから少し入ったところにある、美術愛住館(びじゅつあいずみかん)へ。
アンドリュー・ワイエスの展覧会をやっていると知り、行ってみました。
この美術館、先日お亡くなりになった堺屋太一氏と奥さんで画家の池口史子(いけぐちちかこ)氏が開いたものだそうで・・開館一周年ということでワイエス展を開催したようです。
堺屋氏の事務所だった1〜2階を展示室に改装。3階は特別展示室と書いてありましたが、この日は開いておらず。
1階入口の横にはフレンチレストランが併設されていました。ランチでも3〜4千円くらいするらしい・・。
アンドリュー・ワイエス(1917-2009)はアメリカの画家です。
自分はワイエスだけでなく、ベン・シャーン(1898-1969)やアントニオ・ロペス(スペインの画家)など白っぽい絵を描く、というか白が綺麗に見える絵を描く画家が好きでして・・今回、「ワイエス」というだけで行ってみたのですが、展示作品としては素描・習作が多く、ちょっとがっかり。
↑これは複製画の画像です。クリスティーナは身体が不自由だったそうです。
今回の展示は丸沼芸術の森(埼玉県)のコレクションが主体。
昨年だったか、Eテレでも紹介されていた↑「クリスティーナの世界」という絵の素描・関連作品も含め、丸沼芸術の森を作った須崎氏が1997年に200点以上もの素描・習作をワイエス本人から購入したとかで・・モデルとなったクリスティーナが住んでいた家(オルソン・ハウス)の模型も共に構成されていました。
NHKが制作した映像も流れていて、暗い小部屋で20分ほど鑑賞。
詳しくは・・ クリスティーナの世界 - Wikipedia
どうせなら「クリスティーナの世界」の素描とか手のスケッチだけでなく絵そのものを観たかったのですが・・本物はニューヨーク近代美術館の所蔵品で、めったに外にはでないのだとか。
説明文のついたパネルのみ展示してありました。
この丸沼芸術の森のコレクションは復興支援として、これまで宮城や熊本でも展覧会を開催してきたそうです。
愛住館では5月19日まで。
↑受付横で購入したポストカードとチケット。なんと1枚80円。
他に、池口史子作品のカードも売っていました。
この日、「四谷三丁目へ行く」とダンボ母に言ったところ「八竹の寿司を買ってきて!」と言われ・・
八竹 四谷店 (はちく) - 四谷三丁目/寿司 [食べログ]
↑わりと全国に店舗がある「京樽」とかよりは高価・・。
電話して予約をし、美術館近くのお店に寄って購入。
このお店、イートインスペースもありますが、折り詰めの持ち帰りが主のようで、テーブルの上にも予約の品?の紙袋が沢山のっていたりして。
※イラストはイメージです。少し早く取りに行ってしまったものの、用意しておいてくれました。
「大阪鮓」「四谷店」とあるものの、お店はここだけのようでした。以前は築地にもあったようなのですが。茶巾が美味しいとのことで、有名な店のようです。
話は前後しますが、寿司店に予約した時刻まで間があったので・・
↑駅から直結の消防博物館に寄ってみました。入場は無料。
存在は知っていましたが、入ってみたのは初めて。
1992年開館で、四谷消防署に併設されています。
消防の歴史がわかるとかで、5階から見学。
↑個人的に興味があったのは、まとい。町火消が江戸時代に使っていたもの。
複製画ですが、小林清親の版画も展示されていました。
↑けっこう昔の消防車やら、馬がひいている蒸気ポンプなんかも。
消防車といえども、けっこうオシャレ・・。
屋上スペースには実際に乗れる(飛びはしない)ヘリコプターもありますが・・チビッコたちで賑わっていたので、そそくさと退散。
↑吹き抜けにもヘリコプターがありました。下の階からハシゴ車がのびていたりして。
入口のガラスにはカバ消防士も。
いいヒマつぶし?になりました。
おまけ
毎年撮影する芝桜。
ちょっと終わりかけ?なのかもしれません。
本日はここまで。