連休中、わりと毎年のように行っている「日本伝統工芸展」へ。
東京会場(日本橋三越)での展示は30日までですが、三越を中心に全国各地、巡回します。入場無料。
大賞を受賞した作家など、何人かはEテレの「日曜美術館」に出演していました。
どうやって作られているかは理解できましたが、作品そのものを観ると、なんだかボヤけて見えるというのは気のせいなのか・・・。
ダンボ母の遠い親戚のおばあさん(90歳くらいらしい)が昔習っていたという、陶芸の先生が何やら賞を受賞したとかで・・しかし、よく解らず。
それにしても正直なところ、毎年代り映えしないというか。
精巧にできた江戸切子の器が賞をとっていたのがせめてもの救い。作者は昭和60年代の生まれで、観にきていたオバさま方が「あーらー。この方、お若いのねえ。」と感心していたりして。
黒いリボンが手前に置いてある作品は「遺作」だったようで・・工芸界も高齢化?しているみたいです。
奥のほうではギャラリートークのようなものを開催しており、ちょっとした人だかりが。
マイクを持っていた作者らしき人が「何か質問があればどうぞ」と言っていたので
観客のオジさんが「重さはどのくらいなんですか?」と一言。
すると「あ、重さですか。思わず自分の体重を言ってしまうところでした。ちょっと計ったことがないのでーースタッフが今日、来ているので、、(キョロキョロ見回す)」
と返答。こちらもなんだかよくわかりませんでした。
何故か今年は「特別展示」コーナーのみ撮影OKでした。
また見知らぬオバさんに文句を言われたら敵わないので・・念のため、警備員さんに確認。警備員さんはかなりご高齢に見えましたが・・こんなところでも人手不足?
↑吉田 美統(重要無形文化財保持者)「釉裏金彩牡丹文飾皿」。
↑大角幸枝(重要無形文化財保持者・鑑査員)銀打出花器「海景」。
「打出」ということは叩いて形を作ったということ??
※イラストはイメージです。
地下1階まで降り、地下鉄で帰路に。
和菓子ゾーンの「たねや」で栗のお菓子でも買いたいところでしたが・・200円弱くらい値上がりしていてビックリ。原材料が高騰しているとか?お彼岸だったので、おはぎコーナーは賑わっていました。
また、「豊島屋」のガラスケースの上には巨大な紙袋がいくつか置いてあり・・中身が全て鳩サブレーだったら、100枚くらい入りそう・・と勝手に想像。お彼岸には鳩サブレーも売れるのか?
↓入口のディスプレイ。葉っぱに目がついていて可愛いです。
おまけ
最近読んだ本。
タブレット純さんは、テレビに出演する時には漫談というか、お笑い芸人みたいな感じのことをしていますが、もとはマヒナスターズのボーカルでして、個人的には彼のしゃべりと歌のギャップが好きだったりします。学生のころ、相模原市の隅のほうに下宿していた自分は、純さんが相模原出身と聞き、なんとなく親近感・・。
この本は、GSゆかりの場所を訪ねたり、当時関わりがあった人にインタビューするという内容。関西のジャズ喫茶なんかはもう既になかったりしますが、東京サマーランド(東京都あきる野市。まだ営業中)や行川アイランド(千葉県勝浦市。もう営業しておらず。今は廃墟みたいになっているとか。)まで行っているところがなんとも。
本日はここまで。