週末のこと。
昨年、スカイツリーの近くにある「たばこと塩の博物館」で浮世絵を見てから、ずっと行ってみたいと思っていた、小村井香取神社の香梅園へ。
香取神社は千葉県の香取市(佐原のほう)から移住してきた人たちの氏神として、創建されたのだとか。住所としては東京都墨田区。
東武亀戸線に乗って小村井(おむらい)駅で下車、歩いて10分弱くらいです。
江戸時代、歌川広重が描いたのは亀戸梅屋敷、
香取神社の近くに3000坪以上の広さで存在したというのが小村井梅屋敷です。
両方とも明治の洪水により廃園してしまいました。
香梅園としてゆかりの地に復活したのは平成になってから。
この日は梅まつりの初日。
梅園は思っていたよりも狭かったですが、建物の中でお茶会をやっていたり、琴の演奏、お菓子や甘酒販売などもありました。
↑緋の司枝垂(ひのつかさしだれ)。
家にも似たような枝垂れ梅がありますが、今のところまだ蕾状態だったりします。
下町のほうが暖かいのかも?
↑麝香梅(じゃこうばい)。
↑一応、参拝もしました。
御朱印は建物内でもらえるようでしたが、興味ないので素通り・・。
介護施設のヘルパーさんらしき男性が、お婆さんを車いすに乗せて連れてきてあげていましたが・・お婆さんは腰も曲がっているせいもあって、男性が「ほら、琴の演奏始まったよ」と声をかけても、ずっと無言のままうつむいており・・男性も介護されてもおかしくない年齢だろうに、大変だなーーと思ってしまった。
↑これは春日野。白とピンクの花が交じって咲く品種のようです。
以前、皇居でも「おもいのまま」という同じような白とピンクの梅を見たような。
とりあえず、墨田区の梅名所(向島百花園、亀戸天神も)は制覇?したので、香梅園をあとに。
※イラストはイメージです。磁石みたいなクレーンで鉄くず等をトラックから降ろすシステム?らしい。
小村井駅で降りたのは初めて。周辺は電線が無いせいか空が広く見え、普通の下町といった感じ・・ただ、廃材や古紙を回収している工場らしき建物が並んでいたりして。
亀戸〜錦糸町界隈は自分は知りませんが、昔は工場地帯だった(日立やセイコーの工場があった)そうなので、その名残かもしれません。
帰りはJR亀戸駅まで行き、船橋屋のくず餅や漬物を買いつつ帰路に。
おまけ
この日、梅園へ向かう際に曳舟駅で乗り換えをしたのですが、駅構内でこんなものを発見。
↑手前の席に座って写真を撮ることができます。
「からかい上手の高木さん」というアニメとコラボしたフォトスポットだそうですが・・・あとで調べたところ、このアニメの舞台は香川県の小豆島らしく、作者も小豆島出身。
曳舟と何か関係があるのでしょうか??
京成電鉄は四つ木駅でも「キャプテン翼」で町おこし?しているしなーー。
本日はここまで。