なんとか1週間で退院させてもらえまして・・
先週のこと。最終日になってしまいましたが、日比谷図書文化館にて開催していた「複製芸術家 小村雪岱 装幀と挿絵に見る二つの精華」展を観に行きました。
今にして思えば、最初の手術の2日前にもここを訪れていたような・・。
※この展示は既に終了してしまいましたが、三井記念美術館(東京)で同じく小村雪岱の展示を4月18日までやっています。できればこちらも観に行きたいもの。
小村雪岱(1887-1940)の作品は以前、埼玉県立近代美術館で見かけていまして、10月からこの展示も観に来ようと思ってはいたものの、まさか最終日になってしまうとは。自分でもビックリです。
泉鏡花の本の装幀や、新聞小説の挿絵、舞台装置家としても活躍しています。
最終日ということもあってか、そこそこの混み具合。
会場内、撮影可でした。
↑邦枝完二「おせん」の装幀。
「おせん」は昭和8年に東京朝日新聞と大阪朝日新聞に連載されていた新聞小説です。
↑ホドヂン本舗「衿元」広告絵。「エリモト」は見たことがあるような。
↑これは雪岱には関係ありませんが、昔の新聞広告って面白いなーーと思って撮影。
個人的には資生堂での仕事が好み。
資生堂は大正5年か6年に意匠部ができ、雪岱は大正7年〜12年まで在籍。
現在でも使われている資生堂の細い書体は「雪岱文字」が源流なんだとか。
「花椿」は企業文化誌で、大正9年の時点で既に刊行されていたことが判明したそうです。
↑復刻ものですが、香水ボトル「菊」のデザインも。
展示室をあとにしまして・・
日比谷公園内の桜は満開に近く・・しばし花見。現在はもう少し葉桜なはず・・です。
行きは新橋で下車したのですが、花見をしたため道を間違え、有楽町から帰路に。
おまけ
2回目の手術はカテーテルだったため、身体へのダメージも少なかったのですが、未だに何となく左肩が凝っているかなという感じです。
※イラストはイメージです。歯をみがいていたら、突然、病状を尋ねられてしまった。
初対面の人にズケズケと訊くかなーーと思ったり。
今回は予定されていた手術でありまして、事前説明もあり、自分で歩いて手術室に向かったということもあり、不安は無かったのですが・・同室の自分よりかなり年配の人々がカーテンをまたいでしゃべりまくっていまして・・煩くて大変でした。
昨年、40日間も入院していたということもあってか、看護師さんや看護助手さん、リハビリの人などいろいろな人から「お久しぶりです〜」と言われてしまったり・・。
本日はここまで。