もうすぐ終わってしまいますが、東京都現代美術館にて開催中の「生誕100年特撮美術監督 井上泰幸展」を観に行きました。
清澄白河駅から歩いて行ったものの・・ものすごい久しぶりだったので、こんなに遠かったっけ?と思ってしまった。
↑前にも書きましたが、ここはドラマ「相棒」でロケ地になったこともあります(米倉斉加年さん出演の回だったような)。
数年間、改修のため休館していたような気もしますが、どこが新しくなったのか、全くわからず。
井上泰幸(1922-2012)は「ゴジラ」「ウルトラQ」「首都消失」などあらゆる特撮を手掛けた人です。
タブレット純さんや燃え殻さんの連載目当てで購入している、週刊新潮にこの展覧会の記事が載っており、興味をそそられていたものの、会期末になってしまいました。
井上さんは戦争で重傷をおったものの、終戦後、家具の仕事をした後に28歳で日大芸術学部に入学、円谷英二のもとでキャリアを積んだという・・けっこう苦労人です。
奥様は彫刻家で、幾つか作品が展示してありました。
姪にあたる方が図面や資料などを管理し、このような展覧会にこぎつけたようです。
展示内容としては井上さんの個人史資料、円谷英二との仕事、ミニチュア作成にあたっての図面、映画の資料、独立してからの資料などで構成されていました。
自分が生まれる前の特撮映画なんかも多く・・ちょっとついていけないところもありましたが、井上さんのこだわりみたいなものは感じることができました。
↑撮影可能スペースにて。若いころの井上さん。
↑1950年代の岩田屋(福岡のデパートです)。
ミゼット(3輪自動車)が停まっているところがなんとも・・。
↑看板も時代を感じます。
※イラストはイメージです。
展示の最後のほうで2007年くらいの井上さんのインタビュー映像が流れており、しばし見学。特撮にはよく見られる?いわゆる爆発シーンの煙の作り方や、自分の恩師について語っていました。
ポストカードなど購入しようかと思いましたが、送る相手が居ないなーと思い、このまま現代美術館をあとに。
この展覧会は巡回はしないようです。
以前、九州でも全く同じかどうかはわかりませんが、井上さん展を開催していたもよう。
「孤独のグルメ」のシーズン5に登場した、深川江戸資料館は改修中のため休館中でした。
この日は明太子など春巻きの材料を購入してから帰路に。
おまけ
先日、通院の際にふなっしー電車に乗りました。
そういえば公式キャラクターのほう、「ふなえもん」はどうしたのだろう・・。
自分は最近、ワーファリンを飲んでいるため、定期的に血液検査されてしまうのですが、どうも貧血気味らしく・・。鉄剤をさらに処方され、どうにも胃というか食道?の調子が芳しくないです。
先日、深夜のラジオでこの本に入っているお話「うたかた」が朗読されており、読んでみたいと思っているのですが、近所の本屋では見つからず。
「うたかた」はかなり昭和っぽい?話ですが、なんだか引き込まれてしまいました。
本日はここまで。