たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

日比谷図書文化館 学年誌100年と玉井力三

先日、日比谷公園内にある日比谷図書文化館にて開催中の「学年誌100年と玉井力三」展を観に行ってきました。

平日だったからか、入室時は自分以外に見学者は居らず。

個人使用であれば写真撮影もOKでした。

      

学年誌とは小学館で発行している「小学◯年生」という小学生向けの雑誌です。

今は確か「小学一年生」だけしか発行されていませんが、自分が子供だったころは一年生から六年生までありました。表紙はイラストではなく、子供の写真で構成されていたような気が。

一時、「てれびくん」も読んでいたなーー。もうとっくに廃刊?かと思っていたのですが、こちらはまだあるようです。

   

玉井力三(1908〜1983)は戦前は中村不折のもとで修行した人で、商業画家としては当初、「月刊読賣」や「主婦と生活」などの大人向けの雑誌の表紙絵を描いていたそうです。学年誌の表紙を描いていたのは昭和29年から20年間ほどだったとか。

   

↑原画の下には印刷された雑誌実物が展示してありました。

わりと原画のままの色合いで印刷されているところがすごい・・。

   

↑これは1967年に描かれた原画。女の子の後ろに居るのはトッポジージョ??

   

↑これはおそらく1968年くらいの「小学三年生」。

左上のほうに小さくタイガースの写真が・・。

当時は小学三年生でもグループサウンズに興味があったのか??

   

↑当時の付録。これは大阪万博の時のもの。

   

↑これは今どきの雑誌と付録。

「幼稚園」の付録がアイスの自動販売機という・・。

   

ソノシートは自分が子供のころにも付録としてついていました。

ただ、付録の組み立て式プレーヤーではあまり音が出ず。

結局のところ家のステレオで楽しんだものです。

   

学年誌100年ということで、展示室外の廊下には「小学一年生」の表紙が年表のように並んでいました。白くなっているところは1945年。終戦前後は発行されなかったようです。

   

↑チラシと四つ折りパンフレット。

カフェ併設のミュージアムショップにも寄りましたが、ポストカードは売っておらず。

 

日比谷公園を後にし、銀座線に乗ってちょっと日本橋三越に寄りました。

     

※イラストはイメージです。

金沢のお菓子「月よみ山路」と、たねやの水羊羹(まだ売っていた)、香川の「山田屋まんじゅう」(ダンボ母に頼まれた)を購入し、そそくさと帰路に。やはり水羊羹は真夏に食べたほうが美味しいのかも・・と思ってしまった。

 

 

おまけ

帰り道に見つけた花。

   

どうやらキミガヨランという花らしい・・。

調べてみたところ、5月くらいから咲いているようです。

 

おまけ2

先日、深夜のラジオで「十三人兄弟」という話が朗読されていまして、その話が入っている本を買いました。

小川洋子さんの本は以前、「ミーナの行進」という作品を読んだことがあり・・児童文学なのか、小説なのか判別つかないところが良いのかも、と思ったりして。

 

本日はここまで。