薬のせい?か、口の奥が酸っぱい今日このごろですが・・
↑新橋駅の地下通路みたいなところで撮影
近代琳派といわれているらしい、神坂雪佳(1866-1942)展を観に行きました。
平日であれば予約せずに入場できます。
以前、MOA美術館で琳派系の展示を観に行った際にほんの少し、作品が展示してあったような記憶があり・・ちょっと興味があった次第。
この展覧会、雪佳作品だけでなく、琳派くくりで俵屋宗達や酒井抱一、鈴木其一、中村芳中の作品なんかもありました。
雪佳作品はかなり琳派に影響を受けているというのはわかりますが、やはり尾形光琳や酒井抱一の有名な絵と比べると・・という感じです。
個人的には参考出品されていた「エルメスの世界」という雑誌の表紙を飾ったという八つ橋の絵が印象的でした。
弟が蒔絵師だったとかで、陶芸や漆芸の作品もありました。
出口付近に撮影スポットがあったのですが
薄暗いスペースに作品を映しているので、ちょっと露出が合わせづらいというか・・
撮影しづらかったです。
↑ポストカードを買いました。
犬のカードは雪佳ではなく、中村芳中の作品です。
この展示は12月18日まで。
汐留美術館はこの展示の後、改装するようです。
美術館をあとにしまして・・
せっかく新橋まで来たので、銀座のはずれにある、YATSUDOKI(シャトレーゼの高級版みたいな店。全国に店舗がある訳ではなさそうです。)へ行ってみました。
ヤツドキという店名は八ヶ岳みたいだなーーと思っていたら、本当に八ヶ岳由来らしく、ちょっとビックリ。
美術館の先の、歩道橋で首都高?の下をくぐり、少し歩いたところにありました。
以前、ラジオでここのアップルパイが美味しいという情報を得ていまして、来てみたかった次第。
↑栗蒸し羊羹。
↑アップルパイ。
チーズケーキらしきものを試食させてくれたのですが、当初の目的通りのアップルパイと、たまたま目についたので羊羹も購入。
アップルパイはりんごの食感を楽しむというよりは、ジャム状になったリンゴが入っているような、上品な感じです。硬めのほうが好きという人にはオススメできないかもです。かなり昔に食べた、ファーストフード店Mのアップルパイとは正反対なイメージでして・・。
※イラストはイメージです。
ダンボ母はアップルパイが好きなので買ったのですが・・羊羹のほうが美味しいと感動されてしまった。。
おまけ
コインロッカー式の無人販売所でミカンと柿を買いました。
柿は適度に固く、かつ甘くて美味しかったです。
おまけ2
今月、ジュリー主演の映画が公開されるとかで、原作とも言うべき、水上勉のエッセイを読んでみました。映画に出てくる料理の監修は土井先生らしいです。
映画で松たか子が演じたであろう人物は一切、出てこず。
梅干しを漬けたり、山椒やミョウガ、筍の旬を大事にする作者は、なんだかウチのダンボ母に嗜好が似ているのかとも思ったり。
映画は観に行くか、止めるか思案中です・・。
本日はここまで。