たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

東京ステーションギャラリー 鉄道と美術の150年展

先日、東京ステーションギャラリーにて開催中の「鉄道と美術の150年」展を観てきました。鉄道が新橋〜横浜間で開業したのが1872年で、「美術」という言葉が「書画」に代わって使われたのも同じ年、ということで企画されたようです。

BSの「ぶらぶら美術・博物館」の年末スペシャルで、ほんの少しだけ紹介されており、あまりにも省略した感じだったので、観に行こうと思った次第。

   

駅や蒸気機関車が描かれている絵はもちろんのこと、旅行キャンペーンのポスターや、日比野克彦がデザインしたヘッドマーク、渋谷駅の岡本太郎の絵に細工した?Chim↑Pomの絵なんかもありました。

地下鉄の車内でサリンをバラまいた、某教団の建物があった村の写真も展示してありましたが・・これはちょっと、こじつけ?と思ったり。

   

ポストカードを買いました。

赤松麟作の「夜汽車」(上)と河鍋暁斎の「地獄極楽めぐり図(部分)」(下)。

「夜汽車」はテレビでも紹介されていまして、ギャラリーの館長曰く、赤松本人が大学を出て教師になり、三重へ赴任する際に乗った汽車の中の情景で、おそらく名古屋の手前ではないかと思われるそうです。

   

※イラストはイメージです。

個人的には山下清がデザインしたという弁当の掛け紙が印象的でした。

千葉県の我孫子駅にある立ち食い蕎麦店「弥生軒」が駅弁屋だったころに山下清が働いていたとかで、有名になってからデザインを依頼したそうです。

弥生軒へは行ったことがないのですが、以前テレビで駅そばマニアの方が「唐揚げがのっている蕎麦」を紹介していたような。

他に、佐伯祐三の影響をうけたという菊池清二や、神坂雪佳の弟、神阪松濤の作品もありました。兄弟でありながら苗字の漢字が「神坂」と「神阪」で異なるのは何故なのか・・?

   

ステーションギャラリーの次回の展覧会は佐伯祐三

出来れば東京の後に巡回する大阪で観たい(つまり中之島美術館へ行きたい)のですが・・。

 

丸の内南口の前にあるKITTEへ。

クリスマスツリーを見学。おそらく25日までだったはず?です。

   

今年は巨大なスノードームみたいな撮影スポットがあり・・親子連れの列ができていました。

   

↑これは小さめなツリー。

 

そのまま地下道を歩いて茅乃舎(出汁で有名な店)へ。

   

にゅうめんと、減塩野菜だしを買いました。

レシピ本をもらったので、野菜だしでポテトサラダでも作ろう・・。

以前、店の隣に「出汁や」という食事処があったのですが、この日は営業はしてそうなものの、ほぼ客がおらず。後で調べたところ、出汁やは閉店、新たな業態で明太子のお店になっているようです。

 

みかんを食べて胸焼けがする年の瀬ですが・・

来年こそはもっとアクティブになりたいものです。

 

本日はここまで。