京都たびの続きです。
京都水族館をあとにしまして・・四条大宮方面のバスにのり、さらに住宅街をひたすら歩く事15分弱。
やっとたどり着いたのが ↓京都・清宗根付館(せいしゅうねつけかん)です。
ここは友人の希望で行きました。
「根付」というと財布につけるキーホルダー的な物だと解釈していたのですが、、
もともと江戸時代に印籠とか巾着など、帯に挟んで携帯する時に紛失や盗難を防ぐために留め具としてつけたものなのだそう。
某印刷会社の会長の根付コレクション?というか所蔵品を年に5ヶ月間だけ期間限定でテーマを変えて公開しています。(7月は夏季開館。9月は初秋、11月は深秋、2月は冬季、4月は春季開館。)
建物は旧神先家(かんざきけ)住宅という、1820年ごろに建てられた京都市の指定有形文化財です。畳の部屋にケースを置き、展示してあるので靴を脱いで見学。土間っぽい台所も休憩所として残っています。
宍戸濤雲さんというのは根付作家です。建物内は撮影禁止なので写真はありませんが、宍戸さん以外の作家の作品もけっこうありました。
自分はよく知らなかったのですが、根付というのは浮世絵と一緒で、だいぶ海外へ流れてしまっており、買い戻す?というような感じになってしまうことも多いのだとか。
↑高円宮妃久子さまが何度か来館されているそうです。(写真が沢山飾ってありました)根付に関する博士の学位も持っていらっしゃるとか。もともとは故・高円宮さまが熱心なコレクターだったとも言われています。
根付そのものも少しだけ販売されていましたが、作家ものだけあって、ウン十万・・。
↑ポストカードを購入しました。根付に興味はありませんでしたが、特にポストカードの写真の根付のように人の形をしてなくてはいけない、という決まりはなく、中にはカバをモチーフにしたものもあり・・(ちょっと欲しい)。堆朱の木彫りの根付なんかもありました。村上堆朱(新潟で盛ん)のお皿を以前頂いたことがありますが、確かけっこう高価なものだったような。
根付館をあとにしまして、電車に乗って再び京都駅方面へ。
↑京都中央郵便局の前にある茶色のポスト。この人形はゆるキャラ?と思いきや、よくよく調べてみると、「京のぞみちゃん」という平安建都1200年のマスコットなのだそう。ということは、1994年からここにいるのだろうか?それにしては綺麗。
↑郵便局内で「ご当地フォルムカード」の京都版と、ポストハガキを購入。
上の写真は京野菜のカードです。ペンフレンドに頼まれたので購入してみました。
大きな郵便局が駅前にあって本当によかった。
郵便局をあとにして、次なる目的地へ。
京都たびはつづく・・。