たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

山形たび 立石寺

前回よりたびの続きです。

 

ライザワールドをあとにしまして・・立石寺(りっしゃくじ)という天台宗の寺へ。「山寺」とも呼ばれています。住所的には山形県山形市です。

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自分はよく知らなかったのですが・・・。

簡単に言うと、このお寺は「松尾芭蕉が来たことがある」「1000段以上の階段」で有名です。どこから数えるのか、にもよりますが1015段と言う人もいれば、1070段あるという人も・・。

今年の5月は50年に一度の御開帳があり、、GWの時など入るのに3時間待ちだったとか。10月20日からも特別開帳があるらしいです。

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↑ちょっとテカっていますが、案内図。

今回、とにかく時間が無かったのですが、自分はなんとか一番上まで登れました。

団体さんの中にはこの案内板の前で説明をうけ、1000段以上の階段ときいて最初からあきらめる人もいたり・・。

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松尾芭蕉の像と句碑なんかもあったり。

「静けさや」ではなく「閑さや」だったのか・・。

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↑これは「せみ塚」。こっちには「閑かさや」と書いてあったり。。

松尾芭蕉が書いた短冊を埋めて石碑を立てたもの、との説明。

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このお寺はとにかく石というか、崖がすごいです。

道中、階段の手すりは片側にしかついていないし、人も多く、幅が狭いところもあって、かなり歩きづらかったです。しかし、石の造形美?にはちょっと感動。

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↑これは弥陀洞(みだほら)という霊場の一部かと思われます。

なぜお金が埋まっているのかは不明。。

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奥之院(おくのいん)。ここまでくると喉がカラカラ。

かなり上のほうでも売店はありますが、小さめペットボトルが200円もします。。

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↑これは納経堂。手前は工事中?だったらしいです。いつもは近くまでいけるのだろうか。。

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この立石寺での時間が90分しかなかったため、本当に登って降りただけになってしまいましたが・・・登れただけある意味、達成感というか。

金比羅さん(香川県の琴平山。二回くらい登ったことあり。)も確か700段くらいあったはず。比較するとやはり立石寺のほうがずっと大変でした。さすがに駕籠(かご)者さんも居なかったです。熊野古道みたく杖が置いてあったり、というのも無く・・。

立石寺でしか買えないという「円仁さん」という福餅も食べてみたかったのですが、とにかく時間がなかったため、もともと引換券をもらっていた玉蒟蒻だけをもらい、バスへ。

 

また、このお寺と松島の瑞巌寺、平泉の中尊寺毛越寺で「四寺廻廊」という巡礼コースがあるそうで、熱心な方は全て廻って「ご朱印」をいただくのだそう。

 

この日はこのまま宿へ向かいます。

それにしても・・山形県というのは本当に、さくらんぼ畑・洋梨畑・りんご畑が多いです。しかも無防備に実がなっていたり。この後、台風がきましたが大丈夫だったのだろうか。

旅はまだつづく。。