今年最後の祝日。
またまた渋谷方面へ。
↑東急文化村前のツリーを撮影。
用事を済ませた後、駅前からループバス(100円)なるものに乗り・・警察署のほうへ行ったり戻ったり、かなり遠回りしながらも、なんとか↓渋谷区立郷土博物館・文学館へ。
「白根記念」とついているのは、この土地が渋谷区議会議員だった白根全忠から寄贈されたということから。
1975年開館の割には新しい?と思っていたら、2005年くらいに改築し、文学館も一緒になったのだそうです。
この日の目的は特別展「杉浦非水・翠子展」。
杉浦非水とは三越でデザイナーとして活躍したり、美大の学長などを務めた人物。
以前、森鴎外記念館(東京・千駄木)でも杉浦非水に関する展示を観たことがあり・・興味があった次第。
翠子(すいこ)というのは非水の奥さんで、女流歌人。非水の装丁で歌集をだしたりしていたそうです。2人は恵比寿あたりに住んでいたので・・「渋谷ゆかりの人物」として企画されたもよう。
入場料は100円。特別展といってもかなり小規模。
非水が送ったエアメール、ハチ公を描いた年賀状など、興味深いものもありました。
ロビーで、どうでもいいことを大声で喋るおばさんさえ居なければ・・何をしに博物館まで来たのか、意味不明。。
↑入口付近の忠犬ハチ公。
銅像は渋谷にあっても剥製は上野にあるはず・・。
館内、マークがついている場所のみ撮影可。
2階は渋谷の歴史?の展示。
地下2階は渋谷区ゆかりの文化人・小説家に関する常設展示になっています。
↑縄文土器とか粘土が置いてあったり。
夏休みならば小学生が来るのだろうか・・。
戦前の生活空間の再現?や農機具なんかの展示も。
大声おばさん以外、びっくりするくらい人が居らず・・そそくさと会場をあとに。
建物の外に白樺・・
かと思いきや、白松でした。
とても珍しいものだそうです。
ループバスは一方通行で、恵比寿・代官山まで連れて行かれるらしいので・・
帰りは青山学院初等部の方から表参道方面へ歩いて帰ることに。
この博物館の向かい側に、森を発見。
門構えだけはしっかりしていて、旗日だけに日の丸が掲げられており・・。
根津美術館みたいに誰かの屋敷跡?かと思いきや、敷地の入口に
「関係者以外の方は入らないで下さい。-皇室警察-」と看板が。
地図でみると皇室警察の寮になっていますが、どうやら常陸宮さまの住まいらしく・・。邸宅そのものはかなり奥にあるようです。
裏手には団地のような建物が(ここが寮なのかも)。
ものすごくひっそりしていました。
おまけ
↑帰り道に見つけた、振り子時計??
これは三越に飾ってあったリース。
先日プリンが美味しかった「たねや」系列の洋菓子店にてパウンドケーキを買いました。クリスマス時期は喫茶営業をしておらず・・残念。
-------------------------
本年も読んでいただきありがとうございました。
いろいろな場所を巡りましたが・・個人的に好きな場所は
アクアマリンふくしま(福島県)と植田正治美術館(鳥取県・大山も含めて)。
観てよかった展覧会は鴨居玲展(東京ステーションギャラリー)とヘレン・シャルフベック展(藝大美術館)。速水御舟とその周辺展(世田谷美術館)もよかった・・と振り返ってみたり。
来年もよろしくお願いいたします。
もっとカバ活動?を増やしたいものです。