週末、皇居東御苑内にある三の丸尚蔵館にて開催していた「北欧の工芸 自然が生み出す」を観に行きました(3月6日にて終了)。観覧料は無料。
北欧(ノルウェーやスウェーデン、フィンランド、デンマークなど)の国王、または皇太子ぐらいの位の方々が来日した際に皇室に贈られた美術工芸品、もしくは日本の皇室の方々が北欧へ行った際にもらった工芸品の展示と、秩父宮さまが海外に寄贈した茶室に関する展示が少しありました。1920年代~80年代くらいのものまで、いわゆるアンティーク物ですが古さを感じさせないのは何故なのか。。
展示は小規模でしたけど満足して尚蔵館を後に。
しばし東御苑内を散策していると・・梅はもちろん、桜がけっこう咲いていまして。
花見を楽しむことができました。
↑これは「思いのまま」という梅。
白いなかにピンクの梅が咲いているところが「思いのまま」なのか?
↑これはツバキカンザクラ。
↑これは厳密にいうと皇居の外で撮ったものですが、カンヒザクラ。
↑これはフキノトウが大きくなったやつ?
↑不思議な建物を発見。
桃華楽堂というホールで、香淳皇后の還暦を記念して作られたのだとか。
屋根はテッセンの花をイメージしていると書いてあったけど・・。
↑東御苑の売店にてポストカードを買いました。
展示はされていませんでしたが、若冲作品も尚蔵館の所蔵品らしく・・なんと一枚60円。このほか、皇室カレンダーや栞、アイスなんかも売っています。
この日は大手門で友人と待ち合わせ。
それにしても本当に海外からの旅行客と思われる人が多い・・。
※イラストはイメージです。
入口の警備員さんも慣れたもので、地図を広げながら
「ダブルブリッジ・・ヒア。 〇×▽■〇〇 OK?」といった感じで
案内していました。
近くのお堀には白鳥が。
これはカモメ??渡り鳥もけっこういるようです。
宮越屋珈琲にてコーヒー&桜餅のセットをいただきました。
桜餅は日本橋にある和菓子店のもの。
この日はけっこう歩いたので・・些か疲れを感じつつ、帰路に。
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話は前後しますが、皇居前で友人と待ち合わせする前、東京ステーションギャラリーにて開催中の「ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏」展を観ました。
日本では17年ぶりの個展なんだとか。2月まで兵庫県で開催されていたもよう。
うーむ。正直なところ自分は良さを見出せませんで。
「20世紀最高の静物画家」とチラシに書いてあっただけに期待しすぎたのかも。
キリコと交流があり、生涯イタリアを出ることはなく、版画学校の教師なんかも務めていたとか。
↑購入したカードとチラシ。
大まかに分けると、瓶や水差しなどを並べた静物画、風景画、花の絵(しかも造花を描いたもの)の3種類しかないような展示内容。
「すこし、ちがう。すごく、ちがう。」というサブコピーが表しているかのように、静物画に関してはみんな同じように見え・・。
もやもやしたまま会場をあとに。
この展覧会は4月10日まで。東京のあと岩手へも巡回するそうです。
本日はここまで。