たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

山種美術館 奥村土牛 画業ひとすじ100年のあゆみ展

少し前の話ですが、茨城たびから帰ってきた後の週末のこと。

毎年見に行く芝桜の場所へ。

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天気もよくてちょっと目がチカチカしますが・・とても綺麗。

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それにしても今年は花が何でも満開になるのが早いような。

 

電車で恵比寿へ移動。

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↑歩道橋の上から撮影。桜はすっかり葉桜になりかけていました。

しばし歩いて山種美術館へ。

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現在、奥村土牛の展覧会を開催していると知り、久しぶりに行ってみました。

この枝垂れ桜の絵はけっこう有名。

何故か今回は展示室入口にある看板(印刷物)も撮影させてもらえず。

ブロガー向け内覧会だと作品そのものも撮影OKらしいのですが・・

ちょっとイラッときました。

自分は宣伝目的にブログを書いている訳ではないのでブロガー向け内覧会に参加するつもりはありませんし、貢献するつもりもないので正直な意見を言わせてもらうと・・

はっきり言って融通がきかないなーーお高くとまっているというか。

所蔵作品は素晴らしいですが。

 

↓購入したカード。

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↑左下は「鳴門」という作品で、「鳴門の渦潮」を描いたもの。

揺れる船の上でスケッチするのは大変だったとか。

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↑左は姫路城、中央は「那智の滝」の絵です。

自分は両方とも訪れたことがあり、キャプションを見なくても何処の風景なのか、すぐにわかりました。

右の絵は奥村土牛が(大きな絵としては)最後に描いた「」です。

 

個人的に興味をそそられたのは第二展示室にあった、奥村土牛から山﨑種二山種美術館を創った人物)へ宛てた絵手紙と、1983年に山﨑氏が亡くなった際、奥村土牛日経新聞によせたコラムのコピー。

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※イラストはイメージです。

山﨑氏は奥村土牛の作品を沢山購入していただけでなく、当時電話がなかった奥村家に費用を負担して電話を取り付けてくれたそうです。

とてもお世話になった、と感謝の言葉が綴られていました。

 

奥村土牛は平成2年に101歳で亡くなっています。

画家にしては長寿?

姫路城の門付近に座ってスケッチをしていたり、好奇心旺盛な感じが長生きの秘訣だったのかも・・なんて思ってしまった。

 

館内のカフェ「椿」はわりと空いていましたが、あえて練りきりをテイクアウト。

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↑枝垂れ桜の絵をイメージした練りきり「桜の宴」。

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↑これは吉野の山々と桜の風景画「吉野」という作品をイメージした「花がすみ」。

やっぱり菊家(表参道にある和菓子店)の練りきりは美味しいなーーー。

 

 

おまけ

この日、帰りにダンボ系の母に頼まれて炊飯器を購入。

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以前は通販生活の三洋製炊飯器を使っていましたが、

もう同じものは売っていないし、タケノコご飯シーズン?に向け、一升炊きが欲しいと要望があり・・秋葉原へ。

三洋から引き継いだパナソニック製の「おどり炊き」にしました。

それにしてもデカイなー。

一回の炊飯につき電気代が幾らなのか表示されたり、エコモードがあったりして・・近代的。

 

※※※※※※

自分は九州になんの縁もありませんが・・お見舞い申し上げます。

数年前に訪れた、阿蘇神社の楼門が崩れてしまったことにびっくり・・。

 

 

本日はここまで。