たびのきろく

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深堀隆介 回顧展  金魚養画場〜鱗の向こう側〜展

先週のこと。

西武百貨店渋谷店のA館で開催中の「深堀隆介 回顧展 金魚養画場〜鱗の向こう側〜」展を観てきました。

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深堀さんは升に樹脂を少しずつ流し込み、乾かしては描くことを繰り返した金魚の絵で有名です。

自分は展覧会に行ったのは初めてではありますが、作品はテレビなどいろいろなところで眼にしておりました。

 

会場内は撮影可。

インスタやツイッターで宣伝して、ということなのでしょうか。

それにしても会場内はやや暗く・・スマホで撮影している人たちは上手く撮れるのか?ちょっと疑問です。

入場料は500円で、西武のカードを持っていると割引になるそうです。

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↑升以外の金魚作品もあります。

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ちびまる子ちゃん」の、さくらももこさんの所蔵品も。

実際、作品をよく見ると奥行き感があるというか・・

鰭を描く→少し樹脂を流す→背中を描く→また樹脂を流す・・といった感じなのでしょうか。

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↑引き出しで泳ぐ金魚。

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↑「初出荷」という作品。

うーむ、情景が目にうかぶような気持ち。

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ケロリンの洗面器で泳ぐ金魚。糞とかもリアル・・。

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↑アトリエを再現したスペース。中には入れません。

この日、帰宅してから見た「TOKYO MX ニュース」でも紹介されており・・

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 ※イラストはイメージです。

深堀さん本人がこの場所で出演されていました。

もう少し遅い時間だったら会えたのかも?それとも録画?

公開製作する日もあるそうです。

 

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↑これは個人的に一番グッときた作品。

東日本大震災津波で亡くなった福島県の姉弟の上履き。

深堀さんが作品として花と花火を姉弟に贈った、ということのようです。

 

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↑手ぬぐいとかTシャツ、扇子なんかもあったのですが、個人的にはあまり使わないので・・深堀さんらしい作品のポストカードのみ買いました。

 

この展覧会は29日まで。

友人が金曜夜に行ったところ、けっこう混んでいたそうです。

撮影可ではありますが、観ている人が影になってしまったり、撮る人も配慮が必要かと思います・・。

 

 

同時開催として、B館8階のオルタナティブスペースという売場の一角でも展示がありました。ここは自分以外誰もおらず。入場無料です。

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ここも照明が悪いのか?普通に撮影するともっと黄ばんで写ってしまいます・・。

一眼レフでフィルターでも挟まないと駄目なんでしょうか。

(実際はもっと白っぽい会場です。これでもかなり加工。)

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↑つぶれた空き缶の、ちょっとした凹みに泳ぐ金魚。

 

個人的に一番好きな作品。

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金魚酒甲羅 和金」(右の甲羅の作品)。

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↑少しかがんで下から見ると甲羅の裏にも金魚が!

升の作品よりも驚きがあっていいなー。

 

それにしても西武百貨店館内は本当に客がおらず。

深堀さんの会場以外で客がそこそこ居たのは1階と地下くらい。

ちょっと心配になってしまう・・。

自分もロフト以外はあまり行かないのですが。

 

 

おまけ

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↑携帯で撮影。

仕事場前の空き地がアカツメクサ畑になってしまっていました・・・。

 

 

本日はここまで。