ゴールデンウィークの初日、昭和の日のこと。
埼玉県春日部市にある藤花園へ行きました。
東武野田線(東武アーバンライン)で春日部で乗り換えて1駅、藤の牛島駅にて下車。
10分ちょっと歩いたところにあります。
藤の牛島駅というだけあって、藤花園以外は本当に何も無い・・といった印象の街。
まともに営業していたのはコンビニとカフェ1件くらい。
藤花園は私有地で、天然記念物の藤が有名。
藤の時期しか開園(今年は5月7日まで)しておらず、それだけに入園料も大人1000円となかなかの料金です。
もらったチラシによれば、三好達治は毎年のように訪れていたのだとか。
牛島古藤歌という詩歌がのこされています。
↑右端に写っている楠も600年モノ。
牛島の藤は前から行ってみたい!!と思ってはいました。
重い腰をあげたのは、関東でいうところの5chの早朝のテレビ番組でお天気をよんでいる依田(よだ)さんが中継していたから(全国ネットではないのかも)。
園内で「依田さんって毎日大変だよなーー」と話しているおじさんもいたり。
藤というのは桜のように8分咲きではなく、5〜8分くらいで満開、ピークとするようです。ちょっとカメラの充電池の調子が悪かったので・・主に携帯で撮影。
↑これが樹齢1200余年の九尺藤。
昭和3年に天然記念物、昭和30年に改めて国の指定になったのだとか。
根回りは約10メートル、枝は東西に34m、南北に14mほど、面積にすると700㎡。
花房は1メートル以上・・の紫フジ。9尺はないはず・・?。
地理的な問題のためか?結構な人出ではあるものの、亀戸天神のような人ごみではありませんでした。庭園自体の敷地は2ヘクタールだそうです。
何年か前、栃木県のあしかがフラワーパークへ、ゴールデンウィーク中に行ったことがありますが、館林も経由したため着いた時にはすっかり陽も落ち・・ライトアップされていたものの、藤棚の大きさがよくわからなかった思い出が。
九尺藤以外にも600年、800年モノの藤棚がありました。
匂いもなかなかすごい。
巨峰まではいかなくとも、大きなブドウの粒ような黒い蜂(クマバチ?)が空中で停まっており・・。
↑少し丘になっている場所から撮影。ハナズオウ越しの藤園。
↑個人的には細長い藤よりも、短めでかわいいだるま藤のほうが好み。
↑藤にかくれ、ひっそり咲いているツツジも綺麗。
アジサイ?花だけ枯れているような・・。
↑この赤松も樹齢500年くらいのものらしいです。
藤ばかり注目されていますが・・これもなかなか。
一通り廻って藤花園をあとに。
園の外で野菜を売っているおばあさんがいまして・・
※イラストはイメージです。
帰りにあれば買おうかと思っていたタケノコは売り切れてしまっていました。
ネギやフキ、夏みかんは持って帰るのが大変そうだったので買わずじまい。
この日はけっこう早起きしまして・・園を出てもまだ午前中。
いろいろ買い物しながら帰路に。
おまけ
春日部市まで来たからにはサトーココノカドー(クレヨンしんちゃんに出てくるスーパー。4月16日まで期間限定でイトーヨーカドー春日部店がサトーココノカドーに変身するというキャンペーンをやっていました。すでに終了。)にも行ってみたかった・・。
春日部駅西口にもふじ通り(1キロくらいの藤棚)というのがあるとか。
本日はここまで。