たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

ギャラリーアーモ 天野尚 ネイチャーアクアリウム展

土曜日。水道橋駅で下車し・・ちょっと久しぶりに東京ドームシティへ。

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↑ホテルの横にあったこのアトラクション、高所恐怖症でない自分でもちょっと怖いかも・・と思いつつ。

 

この日の目的は東京ドームシティ内のギャラリー・アーモで開催中の天野尚(あまの・たかし)ネイチャーアクアリウム

↓この看板には1月14日まで、と書かれていますが好評につき?21日まで延長されるのだそう。それにしても、こんなところにギャラリーがあったなんて・・全く知りませんでした。

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天野尚という人は写真家・水景クリエイターで、すみだ水族館リスボン海洋水族館なども手掛けていますが、2015年に亡くなっています。

競輪選手として活動したあと、アクアデザインアマノという会社を立ち上げたという・・・ボクサーから建築家に転身した安藤忠雄をちょっと思い出してしまった。

 

最初のほうは写真パネルの展示でした。

フラッシュをたかなければ撮影可。

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↑これは佐渡島の金剛杉。

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奥入瀬渓流。青森へは2回ほど行きましたが、奥入瀬は未踏の地。

夏に行って、マイナスイオンを感じたいもの・・。

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↑これは写真のなかで自分が一番好きな作品。

谷川岳の紅葉。この写真を撮影するのに4日間も待ったのだとか。

わりと年配の人が山登りへ出かけて遭難し、救出されるニュースを見るたびに「そんなに人に迷惑かけてまで・・」と冷ややかな目を向けていましたが・・こんな風景が見られるならば辛い道のりでも行ってしまうのかも、としみじみ。

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※イラストはイメージです。

最初のほうにリバーサルフィルムを拡大鏡?で覗けるコーナーもあり。

前にいた女性がお尻を突き出し、けっこう長い時間、見ており・・熱心なのは良いけれども。早く代わってくれないかなーーーなんて思ったり。

リバーサルフィルムってもう死語?なのかも・・・。

 

中盤からはアクアリウムコーナー。

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4m水槽

そもそもネイチャーアクアリウムとは「水槽の中に自然の美しさと生態系の仕組みを再現したもの」だとか。水草はCO2を使って酸素を出し、魚やエビなどが酸素で生きる、魚のフンで汚れた水は水草と微生物によって再びキレイになる・・ということらしい。

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巨大ネイチャー水槽ウォール

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こういった水槽、部屋にあるとよいのだろうけれど・・手入れすることを考えると変に手をだせず。

 

再びパネル展示?と思いきや↓これは世界水草レイアウトコンテストの受賞作品。

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夏に松本市美術館で観た「山本二三展」を思い出させます・・。

 

ちょっとしたワークショップ?みたいなコーナーには列ができていたので参加せず。

最後に物販コーナーで買い物。

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↑どちらも新潟の新聞社などが販売しているポストカードセット。

新潟の写真が多いなーーと思っていたら、天野氏は巻町(今は新潟市)の出身なのだとか。巻町というのは西蒲原郡だったところ。自分の祖父(理容師だった)の弟子だった人が修行を終えて北蒲原郡に帰っており、子供の頃に親戚一同で蒲原郡周辺へ行ったな・・・ちょっと懐かしい。

 

小瓶に入った水草もちょっと欲しかったのですが、あまり手入れが必要ないとはいえ、それでも枯らしてしまいそうなので買わずじまい。

 

この日はダンボ母に頼まれた、ささぎ(辞書的には『ささげ』?)を購入してから帰路に。 

 

本日はここまで。