たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

中村屋サロン美術館 富士山-芸術の源泉-展

けっこう久しぶりに新宿へ。

8日で終わってしまいますが、中村屋サロン美術館で開催中の「富士山-芸術の源泉-」を観てきました。

特に興味があった訳でなく・・ダンボ系の母が、たまたまチケットをもらったので出かけてみることに。

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この美術館は2014年に開館。中村屋ビルの3階にあります。

テレビなどでは見ていましたが、実際に入ったのは初めて。

中村屋の創業者(相馬愛蔵・黒光夫妻)が彫刻家・萩原守衛ら若い芸術家を支援していた、ということから美術館をつくったようです。

パンフレットによれば、中村屋の創業の地は本郷(東京都文京区)の東大前だったようで、新宿は支店として明治40年に開設。

相馬夫妻が創業したのに「中村屋」というのは謎でして・・後で調べたところ、どうやら「中村屋」という販売店を相馬夫妻が買い取ったから、ということらしい。

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↑企画展はタイトル通り、富士山の絵ばかりでして・・知らない画家も多かったのですが、小林古径川端龍子川合玉堂など有名な画家の絵は先入観もあってか「さすがーー」と思ってしまった。個人的には片岡球子の「目出度き富士」が鮮やかで好きな作品です。

この展示の図録もなく、展示されていた絵のポストカードも売っていなかったので、何も買わず。

 

 

話は前後しますが、企画展を観る前に地下2階のレストランで早めの昼ご飯。

Manna 新宿中村屋
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-13 新宿中村屋ビルB2
2,000円(平均)2,000円(ランチ平均)

8階にはもう少し高級な店がありますが、エレベーターに「本日ご予約で満席でございます」との貼り紙が。。

 

混むかと思い早めに行ったので・・正直なところ、カレーを食べるほどお腹に余裕がなく、自分はカレードリアを注文。あまり辛くなく、トマトが甘かったです。

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↑ダンボ母はローストビーフバーガーを注文。

左側の瓶に入っているサラダにはカブも入っていたとか。

 

このお店、平日はわかりませんが、この日は開店早々でもけっこう満席でして、自分たちが出る頃には20人くらい、入店待ちしていました。

 

 

 

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※イラストはイメージです。

パンや肉まん以外にも、中村屋のお菓子も売っています。イートインスペースもあり。

美術館で展示を鑑賞した後、地下1階のボンナというショップで買い物。

中村屋のカレーパンと肉まんを購入し、そそくさと帰路に。

以前、中村屋系列のパン店(ファリーヌ)が近くにあったのですが、その店も含め、全店閉店してしまい、残念に思っていたのですが、新宿に行けばカレーパンは買える、ということに気がついていませんでした・・・。

 

 

おまけ

 今さらですが↑この映画をDVDで見ました。

夫のトシオ役が岸部一徳さん、妻のミホ役が松坂慶子さん。

サリー・・・岸部さんはテレビのトーク番組にはほぼ出演されませんが、たまーに映画公開前などラジオにはゲスト出演されていまして、その度にこの映画が転機になったと言っており、前から興味があった次第。

30年くらい前の公開当時、自分はもちろん見ておらず、見たとしても理解できなかっただろうなーーという感じです。

死の棘 (新潮文庫)

死の棘 (新潮文庫)

 

 ↑原作は島尾敏雄私小説

題名どおり、映画もとにかく暗い感じでして、ストーリーも簡単には言えない感じなんですが、浮気した夫と精神を病んだ妻の話です。

個人的には街並というか家のまわりがセットみたいだな・・と思って見ていたら、DVDに付いていた本によれば、本当に大船の撮影所に組んだセットだったようです。

 

本日はここまで。