話は前後しますが、ロペス展の前日に上野へ行ってきました。
京成上野駅の側から上野公園に入ったのですが、西郷さんの横には↑赤い実?が結構見事になっていまして。後で調べたところ、アメリカデイゴというマメ科の木らしいです。沖縄のデイゴとは別の種類です。近くで見ると、赤い枝豆みたいなんですが、花びららしきものがでてくると花っぽくなります。
↑文化会館のところまで来ると金糸梅という黄色い花が見事でした。
↑この日の目的は、東京藝術大学大学美術館にて開催中の「夏目漱石の美術世界展」。NHKの日曜美術館にてやっていたので観に来た次第。正直なところ、漱石作品はほとんど読んでいませんが・・・。
漱石という人はロンドンに留学していたりして、ルーブル美術館にも訪れ、美術に造詣が深かったようです。作品にでてくる絵画や、作品に出てきた絵画を再現した作品、漱石の直筆原稿、漱石が描いた絵なんかも展示してありました。「こころ」を最初に出版したのは岩波書店だそうなので、直筆原稿なんかはほとんど岩波書店の所蔵品でした。
この展覧会の音声ガイドは元NHKアナウンサーの加賀美幸子さん。どっしりとした感じの朗読がとても聞きやすかったです。漱石の原稿は古い漢字が使ってあったりするので、、音声ガイドを借りないと自分は展示してあるパネルの漢字が読めなかったかもしれません。。
この展覧会は7月7日まで。5月まで広島で、この東京展示の後、静岡にも巡回するそうです。それにしても、「虞美人草」は「ひなげしの花」だということを初めて知りました。
美術館内の窓から。うっすらスカイツリーが見えました。
この美術館、初めて来ましたが、3階から見学して→地下1階を見学。2階にカフェやショップがあり1階から出る、という・・ちょっとめんどくさい感じになっています。
NHKの影響か、いつもより混んでいたもよう・・。
↑中庭ぽいところにあった大きな樹。
それにしても今時の大学ってどこでもきれいになりましたねえ。。
おまけ
ここが使えれば動物園や博物館へ行くのにすごく便利だったのですが・・。
確か4両編成の各駅停車しか停まらない駅で、エスカレーターや自動改札なんかは無かったように記憶しています。営業休止後、コンサートなどで使われたこともあったみたいなんですが・・。壊さないところをみると、非常用の通路としてとっておくのでしょうか?
いつまでも変わらず存在しておいてほしいものです。。
つづく。。