連休中のこと。
銀座の資生堂ギャラリーにて開催中の「荒木経惟 往生写集-東ノ空・PARADAISE」(Pは反転した文字)を観てきました。
資生堂ビルの狭い階段を下って、地下のギャラリーへ。
荒木経惟さんは以前はよくテレビにも出ていたし、女優の写真集なんかも出していましたが、最近はあまり見かけないなと思ってはいました。
自分は学生のころ、荒木さん撮影の松ぼっくりの写真を観て感動したものです。日常的なものを撮った写真はなかなか素敵でした。
「往生写集」というのは荒木さんが作った造語。
荒木さんは数年前に前立腺癌の手術をしたり、愛猫を亡くしたり、東日本大震災の体験などいろいろなことがあり・・・それらを機にこの企画展が実現したのだそうです。
入場は無料で、フラッシュをたかなければ撮影も可でした。
↑空のモノクロ写真は「東ノ空」というシリーズ。
毎朝、自宅の屋上から撮り続けたものだそう。
下の段の写真は「銀座」というシリーズです。
↑これらのカラー写真は「PRADAISE」シリーズ。
花と人形が組み合わさったもの。
こういった感じのものは個人的にはあまり好みでないですが、荒木さんらしいと言えば荒木さんらしいのかも。
ポートレイト+ペインティングという実演?は平日しかやっていないもよう。
無料なので仕方ないのですが、規模は小さめ。
もう少し沢山、作品を観たかったなと思いつつ、ギャラリーを後に。
この企画展は12月25日まで。
↑資生堂ビルのウインドー。
銀座界隈はすっかりクリスマスムード。キラキラしたお店が多かったです。
アメリカで流行っているぬいぐるみなのでしょうか・・・。
この日は新橋駅方面へ歩いて帰路に。
銀座口のほうはキムラヤが無くなってヤマダ電機になったり、コナカのお店ができたりとここ数年でいろいろ変わりましたが、カタログハウス(通販生活の)のお店まで無くなってしまったことが判明。どうやら再び新宿に移転したようです。
本日は短めにここまで。