連休明けのこと。
東京国立博物館にて開催中の「日本国宝展」を観てきました。
正直言って、普通に行くと1600円もするし、混んでいるはずだしな・・・と思っていたのですが、親が持っている銀行系カードの冊子に内覧会の告知が。
見事に当選し、休館日であるこの日に行ってきた次第。
開館直後の時間帯に申し込んだので、最初はやや混んでいたのですが、時間が経つにつれ、快適に観ることができました。
個人的には正倉院の宝物や長谷川等伯の「松に秋草図」も観てみたかったですけど、展示替えの為、すでに撤去。でも雪舟の「秋冬山水図」や、金印が観られたのでよかったです。雪舟の絵は東博の所蔵品らしいので・・本館で展示されていることもあるようですが。
金印はチロルチョコぐらいの大きさで、文字が彫ってある面は映り込んだ鏡によって見られる仕組み。ちょっとした列ができても大丈夫なようになっていたので、普通の開館日に行くと結構大変なのかも・・。(実際、金印だけで並ぶそうです。)
↑購入したもの。
中央のカードは土偶で「縄文のビーナス」。
左下はカプセルフィギア「国宝土偶」というシリーズの一つで、函館で出土した「中空土偶」です。
左端は入れてもらった袋。この展覧会のために永井一正というデザイナーが描いたものらしく、この象みたいなキャラクター商品なんかも売っていました。うーむ。
その他、元興寺極楽坊五重小塔という5メートルちょっとの五重の塔や、三井記念美術館(日本橋の)でも以前みかけた志野焼の茶碗「卯花墻(うのはながき)」に再会したのが印象的。同じ東京で、わりと近いのに三井記念美術館から借りるというのは当たり前のことなんでしょうか・・・。でも「紅白芙蓉図」とかいう絵を逆に東博が貸していたから、お互い様なのかもです。
音声ガイドは竹下景子さん。これも・・といった感じ。 竹下さんがどうの、ではないですけど、女優さんがやらなくてもよいのに。
国宝展は12月7日まで。金印は11月30日までの展示だそうです。
雨降るなか、平成館の外に。
遠目にみると銀杏が奇麗ですが、まだまだ緑がかった葉も多く、今週末あたりが一番よいのかもしれないです。
この日は他の建物(本館や東洋館)は開いていないので、このまま帰路に。
↑※イラストはイメージです。
博物館入り口では、休館日と知らずに来た外国人観光客が係員の人とちょっとモメていました。よく聞きとれませんが・・「◯◎◯◇ ★×◯▽ ロスト ◯×△ トウキョウ」みたいな。要するに「明日は東京に居ないのに」と言っていたと思われ・・。
上野公園の紅葉もかなり進んでいました。
文化会館裏手の銀杏並木がけっこう綺麗。
東京都美術館や西洋美術館も休みだったようですが、上野動物園は開園していたもよう。晴れていればちょっと寄りたかった。
前回同様、駅ナカのエキュートにある「三代目 たいめいけん」でランチのオムライスを食べてから帰路に。
本日はここまで。