ちょっと久しぶりに半蔵門線に乗って清澄白河へ。
コーヒーを飲みにやって来た訳ではなく・・
この日の目的は東京都現代美術館で開催中の「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展。
4組の作家が美術館の中に「ここではない」場所の入口をつくるという、子供向け?の企画展です。
正直なところ、ヨーガン・レールの作品に興味があって出向いた次第。
↑地球はだれのもの?の部屋。
自分は知らなかったのですが、2014年に急逝してしまったヨーガン・レールは一ヶ月の1/3は石垣島で過ごしていたそう。海岸に流れ着いたものを使って美しいものを作り、地球環境について訴えかけていたようです。
ちなみにヨーガン・レール本社は美術館の近くにあります。
空ボトルやホース、網などでつくられた照明の部屋。
鏡張りになっているので、実際よりも広くみえます。
↑海岸の写真。
自分は川平湾など、石垣島のほんの一部の海岸しか見てないので、ゴミだらけの砂浜にちょっとビックリ。。
↑会田家の展示室(社会はだれのもの?コーナー)にあったオニギリ。
以前、六本木に会田誠展を観に行った際にもオニギリ人形?を見かけたような。
※イラストはイメージです。チケット売場で一応、理が。
美術館はだれのもの?コーナーの岡崎乾二郎作品ブースは子供しか入れず。
私の場所はだれのもの?の部屋。
アルフレド&イザベル・アキリザンの作品。全て段ボールでできています。
同じチケットでMOTコレクション「戦後美術クローズアップ」も観てきました。
ビジュアルにも使われている道の絵は「暗夜行路 二つの闇」で横尾忠則の作品。
じっくり見ていなかったので、最初は写真かと思ってしまった。。
右上のモノクロカードは山口小夜子さん。ちょっと前にこの美術館で写真展がありました。(気にはなっていたものの見逃してしまった・・)
展示自体は理解不可能な作品も多く・・・亀倉雄策の大阪万博ポスターが個人的には好きです。
衝撃的だったのは末永蒼生の「告陰 PEAK 万博破壊共闘派関係資料」と平田実の「万博粉砕ブラックフェスティバル 京都大学」という写真。
万博に反対する若者が全裸で京都大学の屋上に立って抗議するというもので・・ある意味、学生運動なんでしょうか。池袋東口でも行ったようです。
自分が生まれる前の話なので全く知らず。
↑現代美術館では他にトーマスの展示もやっており、売店横にこんな展示が。
ここはだれの場所?展、オスカー・ニーマイヤー展、きかんしゃトーマスとなかまたち展、戦後美術クローズアップ展、全て10月12日までやっています。
美術館をあとにしまして、駅までぶらぶら。
↑シャッター通りとまではいかないが、ちょっと寂れた商店街で、どーもくん案山子を発見。
プロかと思うくらい上手い・・。
↑これはどうやらNHKの朝ドラに出てくる人物のようです。
ねば〜る君も何体か。
↓そういえば・・以前、現代美術館に来た時にもこういった案山子コンテスト?をやっていたっけ。
過去記事
この日は途中下車し、百貨店の前でやっていた野菜マルシェで信州りんごを買ってから帰路に。
おまけ
道中、見つけた赤い実。
もやっとボールではなく・・調べてみたところヤマボウシのようです。
本日はここまで。