台風が来る前に上野へ。
東京藝術大学大学美術館にて始まった「驚きの明治工藝」展を観に行ってきました。
以前、三井記念美術館にて「明治工芸の粋」という展覧会を観てからというもの、いわゆる「超絶技巧」な工芸品が好きになった自分はその後、京都の清水三年坂美術館へも足を運び・・この藝大での展示も密かに楽しみにしていました。
それにしても、ポスターのビジュアルが酷い・・。
今回の展覧会は清水三年坂美術館(村田コレクション)とは全く関係なく、台湾のコレクターが収集したものだそうです。ほんの少し、藝大の所蔵品もあります。
展示室内、一部を除き撮影可。
ブログなりツイッターで宣伝してほしいらしいです。
いかにせん暗く、ちょっと撮影しづらかったのですが・・。
↑3メートルくらいある、自在の龍。宗義の作品。
※イラストはイメージです。
この龍の前で記念撮影している人たちがいたけれども・・・果たして、意味があるのだろうか。どうやら海外からの観光客?ぽいです。
自分の作品の前で撮影するなら理解できるのですが。
↑これも宮川香山の作品。
↑これは濤川惣助の「秋草鶏図花瓶」。
濤川惣助という人は先日、「美の巨人たち」で取り上げられていました。
迎賓館赤坂離宮の七宝を手掛けたことで有名です。
フチが無い七宝作品を作るのだとか。
↑フチがある七宝作品を作る、もう一人のナミカワ、並河靖之の作品も。
京都にある記念館へ行ってみたいものです。
↑海野勝珉の香炉。
↑木製の猫の置物。善拙(ようせつ)の作品。
↑これは刺繍なのかと思いきや、ビロード友禅とかいう染め物。
厳島神社の鳥居。
他に根付なんかもありましたが、小さすぎて上手く撮影できず。
展示は地下のみで、物販を利用したい人は何故か2階の通路まで行かなくてはならないという・・。以前はロビーにも物販コーナーを設けていたりしたのになー。
↑購入したポストカード。
一番下の茄子作品は展示されていなかったのですが、藝大の所蔵品らしいです。
この展示は10月30日まで。
やはり清水三年坂美術館にある作品のほうが「超絶技巧」な感じがして好みかも・・。
安藤緑山や正阿弥 勝義の作品が無かったから?
ビロード友禅作品は展示替えがあります。
11月から京都(細見美術館)へ巡回するそうです。
雨が降る前に早く帰ろう・・・と、昼ご飯も食べずに急いで美術館を出たものの、
外はものすごく晴れていまして・・ちょっと肩すかし。
藝大の食堂はやたら賑わっていました。
追記
入場すると、リピーター割引券なるものがもらえます。
もう一回観に行く際には前売り料金で入場できるというものです。
おまけ
以前「いわて銀河プラザ」の自動販売機で買った「龍泉洞珈琲」。
龍泉洞では見かけなかったけれども売っていたのだろうか?
早く復旧できますように。
本日はここまで。